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シンクロニシティ!光の人☆覚めの道! 安徳天皇の真実の巻④

霊能者も宗教も解決できなかった
問題を解決してくれたのは
従妹の親友の専業主婦で
神託ヒーラーの真理さんでした。

天命、使命、前世が良くわかる。

私は、税理士で神仏を
見えも感じもしない。

常陸の国茨城県の大洗磯崎神社での
まさかの悲劇の天皇、
安徳天皇の導きで
急遽、九州方面への神社参拝。

赤間神社に到着。
海に面した社殿を見て強烈な
違和感があった。

日本の神社には見えない。
中国風の門、建物だ。
そして、皇室の菊の門が、
あちらこちらに使われている。

100は有るのではないか?
ここに安徳天皇が神として
祀られている。

裏手の暗がりにある墓石群と
木彫の生きているかのような
リアルな青年僧のような像が
安置された祠の前で、
まさかの般若心経を読んで
ほしいとのリクエスト。

ここにいらっしゃる方たちの
リクエストだ。
読み終えたときに、人の気配だ。

宮司さんが、飛んできた。
「まずい、怒られる。」

はたから見れば、怪しげな集団
ではないか!

背広を着た男を中心に、
お経を読んでいる集団。

アルマーニをまとった
村西とおる似の怪しげな
新興宗教教祖と同じになって
しまうではないか?

いや違う。
彼は、会員信者から集めたお金を
自分の名前で寄付している。
神社からは特別扱いだ。

寄付者の筆頭に個人名で
記載されている。
会員信者のお金なのに…。

我々は、単なる怪しい人。
宮司さんに対してのトラウマもある。

まずい、逃げるか!
そんな心配を他所に、宮司さんは
穏やかに話し始めた。

「ここは壇ノ浦で亡くなった
平家一門のお墓で七盛塚と言います。
裏山に点在していたお墓を
一つにまとめたのがここで、
耳なし芳一の伝承地です。
この木造は耳なし芳一です。」

「明治以前は、阿弥陀様を
お祀りしていたお寺でした。
神仏分離で神社になりました。」

「正面には、安徳天皇の
 御陵があります。」
「管轄は宮内庁で入ることは
できません。」

宮司さんに怒らるれことはなかった。
ここは、芳一が平家の亡霊に
毎夜連れられて、平家物語の琵琶を
弾いた場所であった。

芳一を心配した住職が、
芳一の身体中にお経を書いたところ、
芳一の身体を亡霊は見ることが
出来なくなった。

唯一書き忘れた耳だけが、
実体化しており、怒った亡霊が
芳一の耳を引きちぎったと言う話。
ここが、現場だったのだ!!

そのお経が「般若心経」だったのだ。
「何ということをしてしまったのだ。」
「ここで、般若心経を…。」

あわわあわわの自分に、
眞理さんは「全く逆です。」と言う。
「読んでもらいたかった。」

「安徳天皇は御陵には
いらっしゃいませんね。
いらっしゃるのは、
この芳一さんの木像の中に
いらっしゃいます。」

なんだって…。
安徳天皇の怒りは、日本三大怨霊
菅原道真公、平将門公、崇徳院様の
比ではないという。

その話は次回。

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