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初めまして。

初めまして、タダシといいます。ちまたで言う、「アラ還」のおじさんです。

某大学を卒業後、災害補償、災害防止、福祉事業を中心に行う共済一筋に退職まで勤務しました。
その後はファイナンシャルプランナーを取得し現在に至ります。

あの孔子によれば、「四十にして迷わず、五十にして天命を知り、六十にして耳従う」だそうですが、いまの私に当てはめれば、孔子の境地からははるかに遠く「五十にして迷い、六十にして焦りが加わる」といったところです。

現代は多様性の時代と言われて久しいですが、この「多様性」って曲者じゃないでしょうか。

「人それぞれ違っていて当たり前で、生き方もその人らしい生き方でいいんだよ」って言われると、なにか幸せな生き方ができるように思ってしまいますが、それって本当ですか?すくなくとも、私は違います。

自分らしい生き方っていわれても、そもそも「自分らしい」がわからないですし、「自分」すら十分にわかっていない感じがします。この歳になっても。

なかには自分らしく生きることがどいういうことかわかっている人もいると思います。
あの大谷翔平さんや藤井壮太さんのように。彼らのように、早い段階で自分の進むべき方向や在り方を見つけ出すことができた人は、その点に関しては幸運であるといえるのかもしれません。

でも、多くの人は私と同じく、自分らしく生きるということがあまりよくわからず、模索しているのではないでしょうか。

それもあってか、ちまたではいわゆる「成功」に関する本やセミナーがあふれています。私も若いころにはそのようなセミナーに参加してみたり、数多くある成功本を読み漁ったクチです。

それはそれで参考になったり、ためになった部分もありましたが、しかし自らの充足感を満たしてくれるものではなかったように思います。

それは多くの成功セミナーや書籍が、金銭面や物質的充足を得るために必要な思考法や手法を説くものであり、確かにそれだけで満足できる人にとっては良かったのではないかと思います。事実、金銭的、物質的成功以外は必要ないという方も多くいらっしゃると思いますので。

しかし、なかにはそれだけでは満足できないといった人も多くいるのではないかと思います。

それもあってか、以前の成功セミナーや書籍は金銭面が中心のものがほとんどであったと思いますが、今は金銭的物質的成功や市場経済原理から一定の距離をとって、精神的豊かさや自然回帰的な在り方を説く書籍やセミナーが出てきています。ちまたで流行っている「マインドフルネス」などもその一環だと思います。

みんな「模索」しているのだと思います。

わたしもまさに模索している一人であり、それもあってこのブログを「自分の心柱を建てようと模索するおじさんのブログ」とさせていただきました。

ちなみに心柱とは、法隆寺の五重塔などの仏教建築で、塔を支えるために中心に建てられた太い支柱を言います。

自分の中にもこの心柱のような芯を持とうと模索しています。その模索の中で得た知識や気づきなどを発信していけたらと思っていますので、よろしくお願いいたします。

#はじめまして #思想  #人間学


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