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Long Long time no see.





 生きてるということ
 生きるということ









 ✴︎






 いつの日だろ
 生きてることに気づいたのは










 捨てられ
 裏切られ
 罵られ







 利用され






 息が苦しくて
 胸も苦しくて






 歩くのが辛くて
 涙ばかり溢れるから





 自分を裏切って




 自分なんて
 投げ捨てたかったけど










 捨てられず生きてきた










 色んなものを背負ってるから
 生きるのは大変










 そんなことを知った時に










 "生きてること" に気づいた










 気づいたら
 生きるのは苦しくて死にたくなった








 でも死ぬのは苦しくいから
 “生きたいんだ“ と気づいた









 そうやってなんとか
 生きてきたけど







 心と身体を維持していくのは
 やっぱり大変だ







 守らないといけないことばかり


 守ろうとするから苦しいのに

 諦めればいいのに


 やめればいいのに












 "捨てちゃえばいいのに"











 だって捨てられないから
 苦しいんでしょ










 良い学校に入らないと
 良い成績をとらないと




 良い会社に入らないと
 出世しないと




 仲間を作らないと
 家族を持たないと








 “いけない“









 大人にならないと









 “いけない“










 成長しないと
 成功しないといけない

 そんなことを
 散々習い聞いてきたから








 ちゃんと目指してきた







 そして
 うんざりしてた








 だけど
 やっぱり守らないと









 “いけない“








 どこまでも付いてくる



 ✴︎






 どうして宇宙は無限なのに
 僕らは
 七色しか見えないんだろ










 この身体に入った時
 この世界に生まれた時




 見えてたものも見えなくなった
 聞こえなくなった









 知ってたものが
 わからなくなった









 生まれる前は
 神さまと繋がってるから
 わかってたはずなのに










  “わからなくなった“









 でもわからないだけで










 “感じてる“











 分かれば
 ちゃんと分かる





 本当はずっと繋がってる
 また会えると知ってる










 “生まれる“って
 空との繋がりを切るみたに
 離れて暮らすこと









 雨粒みたいな
 ひと粒になる









 寂しいと感じるのは
 “本当のひとつ“じゃないから










 “ひとり暮らし“










 寂しい時は
 いつも空を見てた







 神さまを探してた
 誰かを探してた










 故郷から聴こえる
 雨の音を聴いていた








 雪の結晶や
 虹の七色に天国を見てた










 いつも言葉のないメッセージを
 受け取ってる








  そういえば…




 ✴︎







 僕は何色だろう









 雨粒だから透明
 それとも
 汚れたネズミ色




 汚れた水たまり…





 “そんなことは無いよ“



 水たまりに
 映るのは空色











 ”ここは七色の世界”









 ✴︎





 太陽はいつも暖かかった










 いつも照らしてくれて
 ありがとう








 守るのは苦しいとか言って
 守られてた








 いつも
 空は繋がってくれてた








 満たされてるのに
 満たされなかった





 “気づかなかったから“







 ひとりになんてなれないのに
 ひとりになってる



 ひとりの気がしてた










 ごめんね







 “いや   ありがとう。“










 ✴︎





 あの日、飛び降りてきた
 この七色の世界










 あの日、あの時?
















 あの“時“を忘れてる





 神さまと繋がってる時に
 時は気にしてなかった










 “そっか“









 あの時




 “時が始まったんだ“






 時のない世界から
 生まれてきたんだからね









 声と同時に時が始まった











 懐かしい声が聞こえた




 どこかで聞いた知ってる声




 忘れてた声
 だけど 覚えてる声









 心が共鳴して
 体が反応する












 
 君の声





 心に火が灯る






 動きだす





 輝き始める




僕の時計







 ✴︎




 “それは新しい宇宙の誕生 “










 旅の始まり









 再会の旅










 何度も何度も繰り返してきた










 答えのない答えを探す旅
 地図のない ひとり旅









 会いたくて









 会えなくて









 誰に会いたいのかも
 わからなくて








 ✴︎






 閉じてる心は花の蕾




 声を聴いても
 心に届かない



 すれ違っても
 気づかない








 聴こえてるのに
 聴こえてない








 体が動かなくなった









 動かないから
 根を伸ばした











 動かない体で寒い冬
 じっとしてたら









 陽がさした









 花が開いた








 “春はやってくる“









 ✴︎





 共鳴しないと
 動かないこの宇宙








 不協和音は
 内側に音を閉じ込める




 協和音は
 花開くように宇宙に音を広げる









 音と光のバイブレーションで
 宇宙は動いてる







 ✴︎





 信じる心は動き出し
 心に火は灯る 光となる










 声に呼ばれて会いにきた
 君に会いにきた










 出会うために
 ここに生まれてきた








 心を開いたから
 君の聴こえたのかな




 “君が開いてくれたのかな“





 世界が動いた時
 世界は美しく輝いて見えた






 生きてる体で感じた世界は
 本当に眩しい世界だった







 ✴︎





 輝いていた








 そこに君が待っていた








 会いに来たよ





 ✴︎





  “久しぶり“










 ✴︎




 始まりは終わりの始まり



 再会もゴールじゃない








 ここからはもう
 ひとりじゃない







 新たな旅は2人旅の
 始まり







 仲間を探す旅









 終わらず
 永遠に 周り続ける世界



 転んでも
 笑い合える仲間となら



 怖がるものなんて
 もうなにもない




 続く

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