「いつか」という実現しない未来

本当にやりたいことがない人間などいない

「やりたいこと」
子供の頃は両手の指に収まらないほど瞬時に列挙できた。

それが大人になったらどうだろう。
社会的に見てとか、他人から見て”高尚なこと”とか”生産性”の要素が含まれてきてしまう。

それって本当にやりたいことなのか?

実現したい夢

あるいは、いつか起業で成功したい、いつかお金持ちになって○○したい、○○になりたい、といった成功の欲望。
そのいつかは毎日の忙しさにそれこそ字のごとく”心を亡くした”状態の中で来年、また来年と先延ばしされてゆく。

そんなに人生は悠長に先延ばしできるほど長いものなのか?

みんなNOというだろう。

すべての生命にとって平等なもの

時間こそが真の平等だ。
しかも、お金やモノのように、半分に割ったり奪い合う必要がない。それでも共有はできる。素敵な誰かと同じ時間を共有だってできる。それこそ尊い価値かもしれない。時間だけは特別な概念といえる。

一方で、いつしか当たり前に流れる時間をみんな無限に続くかのように過ごしている。

現代において時間を有効に活用してやりたいことを実現している人たち

それは多くの場合(すべてではないが)、富を持つ者たちだ。
ボランティアだって、社会に役立つことだって、まずは余裕がないとできない。その余裕とは時間的余裕、生活の余裕。

もう誤魔化さなくていい。
富を得ることが優先事項なのだ。

とんでもないタイトルだと思うだろう。
僕もそう思う。
今日、この本を読んで頭を殴られたような感覚になった。
それを共有したいと思った。
多くを見直すきっかけになるかもしれない。
読んでみて損はないはず。
では。

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