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[安房神社+洲崎神社+鶴谷八幡宮+大前神社+小野神社] エネルギーの輪

強いエネルギーが流れている土地で出向くと、その目的地だけでは終わらず、次から次へとエネルギーが流れる場所へ導かれていきます。そういった場所では是非、時間が許す限り、導きに、導かれてください。

古代よりその土地に根付く氏神様や精霊たちが、「こっちもこっちも、来て!」と誘ってくださっており、その土地へ足を踏み入れることは、実は過去生からつながる特別な絆を再度、つなげてくださっているのです。
そのつながりは、その土地とのつながりからはじまり、次にのつながりへもつなげる役割をもっており、永遠にその輪はつながっているのです。

このつながりを拡げていけばいくほど、大きなエネルギーとして私たちを成長させてくれます。

是非、こういったつながりに意識を合わせながら、様々な土地を訪れていただき、さらに大きなエネルギーの輪を拡げていっていただければ幸いです。



安房神社(あわじんじゃ)ー 千葉県館山市

モノづくりの神様や太占(ふとまに)という占いを行った占いの神様として知られる天太玉命(あめのふとだまのみこと)を主祭神に、妃神 天比理刀咩命(あめのひりとめのみこと)と共に上の宮に祀られている。

天太玉命は天照大神が天の岩戸にお隠れになった際、天児屋命(あめのこやねのみこと)が祝詞を奏上する中、鏡や勾玉、木綿と麻の布で飾られた巨大な榊を持ち、天照大神が岩屋から出てくるのを祈った神様としても知られており、その際、玉串や注連縄をもってその場の浄化を行ったことより、祭祀を司る神様でもある。

上の宮
下の宮
厳島社
厳島社
御神木

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安房神社の白い鳥居からのびる参道を昇っていくかのように、白い龍が厳島社から上の社、そして下の社の一周を囲むように宙に浮いているエネルギーを感じます。古代中国では、天上界の皇帝である天帝に仕えていたとされる白龍が物を吐くと、その吐いた物が地面に吸い込まれて金になるという伝説があり、安房神社の白龍も金運をもたらすためか、石川県の金剱宮(きんけんぐう)と山梨県の新屋山神社(あらややまじんじゃ)とあわせて日本三大金運神社として知られています。また五行思想の白虎と同じように、白龍も西方を守護する眷属として、ある意味、安房神社が弥盛地(いやしろち)といわれる所以でもあります。
安房神社を訪れる際には鳥居から厳島社、そして上下の宮をぐるっと時計回りに回ることで白龍のエネルギーを全身に吸い込んでください。


洲崎神社(すさきじんじゃ/すのさきじんじゃ) ー 千葉県館山市

主祭神に天比理乃咩命(あまのひりのめのみこと)を持ち、安房神社の祭神 天太玉命の后神である。洲崎大明神由緒旧記より、神武天皇の御代、天富命の祖母神である天比理乃咩命が持っていた鏡を神体として、美多良洲山(御手洗山)に祀ったことが洲崎神社の始まりとされている。

二の鳥居
厄祓板:厄落としから命名された148段の石段
拝殿
金比羅神社
長宮
稲荷神社
吽形

「吽形(うんぎょう)」で知られる御神石は、安房口神社に祀られている「阿形(あぎょう)」と対をなしており、阿吽(あうん)とされている。

鎌倉幕府を開いた源頼朝が石橋山の合戦で逃げ延びた安房の地で、「もう一度、我にチャンスを!」と祈願したことより、洲崎神社は再起・復活の神様としても知られている。

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バス停でバスを待っていると、その斜め前あたりにある休園中の保育所から、何やらお導きがあったため、歩み寄ってみると、その奥には養老寺(ようろうじ)という洲崎神社に隣接する真言宗寺院があり、安房三十四観音の第三十番札所でした。

休園している保育園の門をそおっと開けて、寺院へ入ってみると境内には、石窟があり、役行者の石像が祀られていました。

役行者の岩窟
役行者の岩窟
役行者の岩窟

バス待ちがなければ出会うことが無かった役行者とのご縁に感動すると同時に、どこを訪れても常に神様たちから声をかけてもらっていることに感謝するとともに、これからもどんどんと、様々な土地を訪れて、そしてその土地が持つ、時空を超えたエネルギーと交われるように、私自身のエネルギーも大きく、高くもっていたいと思いました。


鶴谷八幡宮(つるがやはちまんぐう) ー 千葉県館山市

関東三鶴の一社である鶴谷八幡宮には応神天皇を主祭神に、その父である仲哀天皇と母 神功皇后が祭られている。
三鶴には鎌倉の鶴岡八幡宮があり、鶴谷八幡宮、そして富津市の鶴峯八幡宮、或いは、市原市の鶴峯八幡宮と言われている。

鶴谷八幡宮
拝殿
百態の龍
54の龍彫られており、木彫師 後藤利兵衛義光氏の作品

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洲崎神社よりバスで館山へ戻ってきた時には昼過ぎということもあり、お昼でも食べようかと探してみたところ、どうも少し行ったところにイオンがあることがわかり、バスに乗って行ってみることにしました。どの道中で出会ったのが鶴谷八幡宮の大鳥居です。

鶴谷八幡宮をお参りすれば安房の国の全ての神様に会いに行ったといわれるぐらい鶴谷八幡宮は安房の国の総社であったようです。平安時代より今でも続く「やわたんまち」という、毎年9月14~16日にかけて行われる安房地方の祭礼行事は、安房の国司自らが司祭した総社の祭りとして周辺10社の御輿が集結する盛大な寄合祭りです。

今日が8月14日。
一か月後の9月、今年の「やわたんまち」へお邪魔してみようかと思います。


大前神社(おおさきじんじゃ) ー 栃木県真岡市

開運招福の願いを叶えてくれる二柱神 大国主神と事代主神がご祭神として祀られており、大国主は大物主や大国魂といった「だいこく様」として、事代主は一言主で知られる「えびす様」として、五穀豊穣や産業発展、縁結び等、様々な御利益をもたらす。

大前神社
大前神社
日本一えびす様

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私と大前神社との出会いは、真岡(もうか)という土地に半年ほど、転勤になったことから始まりました。土日祝日にはSL列車が町を走り抜ける、知る人ぞ知る、日本の歴史が今でも脈々と動き続ける町です。

「アイデアが欲しい!」と思った時には、鳥居の前にある駐車場でPCと向き合い、度々、ひらめきをいただいた経験があります。最近の大前神社は、大黒天と恵比寿の二福神を持つことより金運をもたらす神社としても有名になりましたが、私にとっての大前神社は、私の直感を呼び覚ましてくださる、とても大切な神様です。


小野神社(おのじんじゃ) ー 東京都多摩市

武蔵野国開拓の祖神である天ノ下春命(あめのしたはるのみこと)と祓戸大神である瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)を主祭神として祀る武蔵一之宮である。

小野神社
随神門

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関東で瀬織津姫が祭られている神社といえば小野神社です。オープンなスペースには開墾の神様や穢れを取り去る神々がいてくださり、物事が決めきれず、迷ってしまっている時や、新しいことをやろうと思ってもなかなか踏ん切りがつかないという方には是非、足を踏み入れてほしい聖域です。

境内には伊勢内宮・下宮をはじめ、鹿島、三嶋、巌嶋といった今を切り開くために必要なエネルギーを与えてくださる神々が鎮座しています。助けてもらうために詣でるのではなく、自分を信じるためのパワー・エネルギーを与えてくださいと思い、参拝していただければ幸いです。


私たちは高次である宇宙へつながればつながるほど、よりパワフルな引き寄せの法則を体現することができ、ひいては物事を動かすために必要なエネルギーを養います。そのエネルギーをつかみ取るためにも、中今(なかいま)を生きることです。中今とは過去を振り返らず、未来へ望みを託すこともなく、今に向き合い、今を全力で生きることです。高次へつながることは容易いことではありませんが、成し遂げた先には必ず、浄土があります。常に中心は私であり、あなたです。

今を大切にお過ごしください。



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