ガスメーターの安全機能
10月の初旬、関東では最大震度5強の地震がありました。私自身、当時自宅にいましたが、建物が軋む音や、食器棚や家具の転倒が心配になっておりました。
ところで、今私たちが住んでいる家の設備には、少しでも被害を抑えるため地震に備えたシステムがあることをご存知でしょうか?
例えば、食器棚には耐震ロックがあり、大きな揺れを感じると棚の扉を自動でロックし食器の落下を防止したり、ガスメーターにおいてはガス供給を停止する機能があったりと、地震大国ならではのシステムがあるんです。
今回は、ガスメーターに焦点を絞って紹介します。
ガスメーターは、震度5程度の揺れを感知した際、自動的にガスの供給を停止する機能がございます。これは、地震によるガス漏れや火災などの2次被害を防止する役割があります。よって、先日のような震度5程度の地震が発生した後に、お湯が出なくなる症状が出た場合、正常にこの機能が作動したといえるでしょう。
もし、地震後、被害がなくガスの供給を開始したい場合には、ご自身で復旧できる操作方法もございますので、下記に記載しておきます。(東京ガスHPより参照)
日本は世界から見ても、地震が多い国とされています。そんな中で、耐震基準の見直しや防災グッズの普及、上述した被害拡大を防ぐシステムが開発されていくと心強いものですね。
皆様もご自宅にある家具家電や設備を確認してみてはいかがでしょうか。