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国民年金保険料学生納付特例申請は難しくない!!②
本日は、ZOOM会議により遅い出だしとなりました…。さて、新型コロナウィルスの影響で国の対応は、バイト収入は減り給付金の支給はいつになるかわからない。学生で国民年金保険料の納付が難しい方はこの学生納付特例申請を利用しましょう!の第2段書き方について
1.対象となる方
以下いずれも該当する方が対象となります。
①令和2年2月以降に、新型コロナウイルス感染症の影響により業務が失われた等によりアルバイト収入が減少したこと。
②令和2年2月以降の所得の状況からみて、当年中の所得見込額が、学生納付特例基準相当になることが見込まれる方
118万円+扶養親族等の数×38万円+社会保険料控除額等
2.対象期間
令和元年度分として、令和2年2月分から令和2年3月分まで
令和2年度分として、令和2年4月分から令和3年3月分まで
3.手続き方法
住民登録をしている市(区)役所・町村役場または年金事務所へ郵送してください。
4.申請に必要なもの
1.国民年金保険料学生納付特例申請書
2.所得の申立書(簡易な所得見込額の申立書(臨時特例用))
3.学生証のコピー
国民年金保険料学生納付特例申請書の書き方
「申請年月日」・「住所」・「被保険者氏名」を記入し捺印をします。
「被保険者氏名」欄には、「学生納付特例」を申請する人の氏名を記入し、「住所」については住民票に登録している住所を記入してください。
「A.基本情報」欄に記入する内容を確認
①個人番号または基礎年金番号
「マイナンバー12ケタ」または、年金手帳に記載されている「基礎年金番号10ケタ」を記入します。
③氏名
先ほど①欄で記入した申請者本人の氏名を記入します。
⑤申請期間
学生納付特例を希望する期間を記入します。 令和元年度分として、令和2年2月分から令和2年3月分まで
令和2年度分として、令和2年4月分から令和3年3月分まで
令和元年度分と令和2年度分の2年度分の申請を希望される場合は、同時に申請ができます。(申請書が二枚必要となります)
なお、すでに令和元年度分を申請され承認を受けている方につきましては令和2年度分のみを申請してください。
但し、さかのぼって申請する方など、複数の年度分を申請する場合は、年度ごとに申請書を用意して記入してください。
⑥在学予定期間
入学年月日~卒業予定年月日を記入します。
⑦学校の名称
学校名を記入してください。
⑧学校の所在地
学校の住所を都道府県から記入してください。
⑨学生の区分
学生の区分を選び、該当する番号に〇印をつけてください。
⑩学生証の有効期限
学生証に記載されている「学生証の有効期限」を記入してください。
⑪前年所得
事業を行っている学生さんやアルバイトをしている学生さんは前年の所得額を確認してください。ここでの所得とは収入ではなく、「所得=収入-必要経費」となりますので、注意してください。給与収入のみという方は「源泉徴収票の給与所得控除の金額」欄に記載されている金額が「所得」となります。
⑫特例区分
「3.その他」に〇をし、「臨時特例」と記入してください。
簡易な所得見込額の申立書の書き方
簡易な所得見込額の算出手順 (所得見込額計算シートの書き方)
記載例:4月のアルバイト勤務が休業要請で減収3万5千円になった。
A.令和2年4月の収入額記入(3万5千円)
B.4月の収入額×12か月で収入見込額の42万円を記入
C.事業収入、不動産収入が無い方は記入不要
D.42万円×40%=36万円(65万に満たない方は65万)
E.各控除等の控除後の所得見込額0万円を記入 (給与収入が65万以下の場合は0円)
E欄の結果を表面の④欄の「簡易な所得見積額」に記入
5.提出先
申請書の提出先は、住所地の市区役所・町村役場の国民年金担当窓口、または年金事務所。
*新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から、郵送良いかもしれません。
今、年金事務所は混んでるみたいだし。
申請書は添付しますが、情報が更新されることがあるために、最新の情報及び申請書は日本年金機構HPより取得してください。
新型コロナウィルス感染症の影響による減収を事由とする国民年金保険料学生納付特例について(日本年金機構HPより)