
独創の可能性を広げるため、<引き籠る>そして、<隠れる>
実は、10月終わりからまぁ長い間、体調壊してた。トドメは立冬の日(11月7日)の発熱。
熱は翌日下がったが、それから1週間。なんだか身体はスッキリしない日々が続いていた。日中の鼻ずるずる、咳こんこん、だいぶマシにはなっていったが、どうも夜の寝る前だけは、鼻も喉も一斉に大合唱しだす。
最後の困りごとということで、行きつけの病院へ足を向けた。
結果、本来の体質ゆえ、現在の気候(寒暖の差、曖昧な季節、花粉、ホコリ、排気ガス)に敏感に反応し、鼻も喉もそれぞれの器官が全力で抵抗してるんだと思うよ。とのこと。
夜寝る前に症状がひどくなる理由は、お風呂入って寝る前は、体が一番リラックスしてる時、そんな時に、空気を吸うと、外側のものが一斉に内側に取り込まれ、各器官が一斉に反応してるからひどくなってると思われる。
うん??空気を吸うと??
とても事細かに色々説明してくれる先生だが、要約すると、
<アレルギーですか?>しかも、気候アレルギー???
っていうか、空気を吸わないと生きていけませんけどね?
空気を吸うだけでも私の体は反応してる??
11月中旬、冬もまだ、秋という名の季節は?、そんな季節の変わり目。四季という言葉が消えつつある気候。明らかに季節が狂ってる。
昔から、季節の変わり目には必ず小児喘息の発作が出ていたのを思い出した。大人になり、喘息発作の頻度は減るものの、やはりアレルギー持ち。今は、慢性蕁麻疹でアレルギーの薬がなければ健全に生きてられない。(365日慢性蕁麻疹の薬を飲んでる状況)
ここ最近の2024年の振り返りしてて思うけどさ、日々全力で生きてるよ、わたしゃ。生きることを選択してるだけで私って凄い。
今回の体調不良により、引き篭もって穏やかな生活してるとね、私にはなんの刺激も起こらないから、日々が過ごしやすい。で、今回確信した。<引きこもる>ってとても大切な人間活動だよ。いわゆる、『隠れる』ってやつ。
隠れなきゃやってられない。っていうぐらい、人間の中で生きていくのは大変。
そんな療養中、私、遅ればせながら、韓流ドラマデビューしました。かつて一世を風靡した『愛の不時着』。ようやくみました。ベッドに横になっている間に全話視聴を終える。
でね、見終わって考えた。
私の時空にも、<愛が不時着した>。太陽と月が横並びになったあの日ある日突然、空から私の元へ降ってきた。なんの前触れも無しにね。そのあとは、知っての通り、混乱混乱の日々。
で、今。
自分という存在を混沌した状態に置くことにより、独創の可能性が翼を広げていくのではないのか?
それは、隠れるということと同義のものではないのか?
人間は、隠れながら少しずつ成長していくのではないか?
と気づいた。
私は、季節の変わり目には、空気を吸うことさえにもアレルギー反応を起こしてしまうようになり、とても生きにくくなった。が、私と同じようなものがいたことを思い出した。
それは、花と植物たち。
彼らは、気候に敏感に反応していく。花の生産者たちは、その反応に振り回されながらも、花と共に美しい暦を織り成していく。それは、花と生産者たちが共同で紡ぎあげる暦になっていく。そして、その暦は何よりも美しいものとして根を張る。
人間も植物も同じだな。自然の一部だ。
私もオリジナルの美しい暦を紡ぎながら、大地に根を張るのだ。
先生
『完全に冬になるまでの2ヶ月間ぐらいは、アレルギー反応出ちゃうと思うよ。』
さて、<隠れる>かな?