映画「マネーボール」成功の秘訣はビジョン構築にあった
written by 病院建築note
「マネーボール」という映画がついて書きます。
色々なビジネスマンが推薦している映画なのでご存じの方も多いと思います。
今回私も初めて観たのですが、前例を疑い、周囲の反対や厳しい状況の中でも自分たちの仮説を信じて進んでいく姿に感動しました。
もっと早く見れば良かった!
映画の概要はこちらです。
概要
印象に残った言葉
ピーターの言葉が特に印象残っています。
野球選手の評価軸には打率、打点など色々な評価軸があります。
これが高いことに越したことはありませんが、その分年俸も高額になります。
一方で年齢、ルックス、投球ホームなど本来関係のない要素によって、過小評価されている選手も多くいます。
またビリーは得点に繋がる下記の指標で選手の価値を見極めます。
・打率ではなく、四球も含めた出塁率の高さを優先
・長打率と出塁率を合算したOPSを最重要視
・投手の能力のみでアウトを取れる奪三振を重視
逆にバンドは「自らアウトを進呈する行為、得点期待値を下げる行為」といて全否定。
盗塁も「盗塁を試みでアウトになるリスクを冒しても、得られる得点に変わりわない」としてあまり意味のない行為と定義しました。
ピーターは、GMのビリーにこう提案します。
このように勝ちに貢献する選手を自ら定義することで、チームを勝利に導く選手を限られた資金の中でも割安で獲得が可能です。
また選手の得意なコースを分析し、苦手なコースに手を出さないとこを伝えたり勝利の可能性を高める工夫も随所に描かれています。
途中には内部からの反発もありますが、最後には自分たちの仮説を証明していくストーリーに心を打たれました。
是非お時間ある方はご覧になってください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?