『ちむどんどんのお兄さん』に気づかされたこと
こんばんは、moikoです。
今日ふと、私もずいぶん曖昧であることや決断しないことができるようになったなぁ~と思いました。
友達にメッセージする時に、「ああ、これは今話さなくてもあった時でもいいかな」と、今考えていることをすぐ書かなかったからです。
昔だったら「今」「すぐに」「決めたい」と思っていました。
以前は何でも白黒つけなきゃ気がすみませんでした。それが正しいと信じてきたのですが、色々なことを経て考え方が変わってきたのです。
焦って何かを決めることもあまりしなくなりました。
必要なことなら今見逃してもきっとまた良いタイミングで来てくれるんじゃないかなぁと。(反対に、『幸運の女神は前髪しかない』と思う時もありますが、それもタイミング)
こうやって自分の話をすると、「そんなこと言ってるけど、そうじゃないこと多くない?」とか言われることもあります。(これを言われるとちょっとムッとしてしまう自分もいます)
その通り、それも「私」です。
多面性があるのです。人って決めた通りに生きられないし、決めた通りに生きなくてもいいし、そもそも決めなくていいと思うんです。
だって
今NHK朝の連ドラ『ちむどんどん』を見ているのですが、これに出て来る主人公のお兄さんがどうしようもない人で、一発逆転大儲けを狙ってはいつも失敗して周りに大迷惑をかけてしまう。何度も懲りずにそれを繰り返す。視聴者は「おい!過去から学べよ!」って全員つっこんでると思います。
でも、お兄さんがこんなことを繰り返すのは、いつも家族のため、母親を楽にしたいという思いからなんです。その時自分が最善だと思うことに手を出してるだけなんだよなぁ~と今日の放送を見て思いました。(いつも方法は間違ってるけど)
そして、今日の放送では土下座して「こつこつ働く」宣言をしていました。でも、今までも同じように改心したかと思えば同じ轍を踏んでたから、今後も分かりませんが…。
1度「自分はこうする!このスタイルでいく!」と宣言してしまうと、そうするしかなくなってしまうと思います。それを利用して、夢なんかは人に話した方が叶うとか言われているということもあると思うのですが、
このお兄さんのすごいところは、簡単に宣言をひっくり返すところだなと気づきました。
それって、実は中々できることじゃない!
自分はこうだから、こうするから、と言ってもいつでもそれはひっくり返していいと思うんです。
私はずっとそれが悪いことだと思っていたので、昔決めたことや、昔自分が言ったことなんかにがんじがらめになり、できない自分に罪悪感を抱いたりしていました。
もし誰かに「この前言ってたことと違う」と言われても、「あれはあの時の私なんだよね」と軽く受け流せる強さは欲しいなぁ。
もっともっと何も決めず心にしたがって流れるように生きていけたら、今よりもっと快適で楽しくなるかもしれません。
ちむどんどん、評判良くないみたいだけど私は好きです。三浦大知さんの主題歌にも癒されます。お兄さん役の流星涼さんも好きな役者さんです。今後の希望展開としては、お兄さんがアグー豚とかで大儲けして欲しいです。