辻仁成さんの小説講座(第2回)に参加しました
こんばんは、moikoです。
先週、辻仁成さんの小説講座(第2回)に参加してみました!
時々辻さんのTwitterやパリ滞在記を読んだりすることがあって、この小説講座を知りました。第2回だったのですが、何だか面白そうだな~と思って申し込んでみました!
今はそのサイトが第3回のものに更新されてしまったので、正解なことは忘れてしまったのですが、第2回の募集告知に、
どうしても小説を書きたい人に、
人生で1度は小説を書いてみたい人に、
みたいな言葉が書いてありました。
それで、これは私だ…と思って申し込んでみたのです。私は、やっぱり小説を書きたいという思いが捨てられないのだと思います。(以前noteにも書いたかもしれませんが、言ってるだけで書けてないのです。)
思い切って申し込んじゃった!とドキドキしていると、サイトの下の方に
「食、食べることをテーマに、10枚の超短編小説を提出」
ひえー!
募集を知ったのがギリギリだったこともあり、2日かけて書いて出しました。10枚位すぐ書けるだろう、なんて心のどこかで思ってたのは驕りでした(泣)全然書いてない人間にとっては、ものすごく大変なことでした。深夜過ぎまでかかって、眠い目のまま出勤するはめに…。あとでよく読んだら、これは義務じゃなかったみたいです。でも、内容がどうこうではなく、私にとっては、書き上げて出すことに意味がありました。出せて良かったです!
講義は始めに課題から選ばれた2作品をもとに「こうしたらもっと良くなる」などのお話、次に辻さんの著書「海峡の光」の解説!自分の作品を作家さん自身が解説してくれるなんて贅沢だなぁ~と思いました。私は「海峡の光」を読んでなかったのですが、読んでない人にも、パワポのような図をもとに分かりやすく解説してくれました。最後に質疑応答…までしてくれるんだ!と感動…。
起承転結が~とか、プロットが~とか、そういう具体的な書き方ではなく、書くコツみたいなことをたくさん教しえてもらった感じがします。
やはり1日してならずなんだなぁ。
たくさん練って、推敲して作品が出来上がるんですね。私の2日で書いた作品よ…。
辻仁成さん、ブログやTwitterからも感じていたけど、有名な方なのにすごく愛にあふれてる方なんだなぁと思いました。素人であるこちら側まで降りてきてくれている感じがしました。
私が参加しようとおもった決め手はこの言葉でした。すごく心にぐっときたし、これに、私が書きたいと思う理由の全てが詰まっていいる気がしました。いつも、どうして書きたいのかうまく説明できないけど、こうして言葉に表現して誰かの気持ちにピタリとはまるのが小説家の方なんだろうなぁとも感じました。
次回10月31日三回はエッセイを、担当編集者の方を交えて講義してくれるそうです。