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岡山県新庄村 無農薬大豆を作る坂本さんとお話しました。

ご縁があって、岡山県新庄村で固定種の大豆「黒千石大豆」などを無農薬で育てる、坂本さんとリモートでお話しました。

国内自給率が6%を切る国産大豆。
なんでこんなに減ってしまったのか。
味噌も醤油も納豆も。
こんなに和食にとって大切な食品が大豆からできているのに。

地元、岡山県新庄村にIターン、お味噌作りをはじめご実家の農家で3年前から大豆作りをされている坂本さん。
通常やりたがらない大豆の無農薬栽培という試みができたのは、会社勤めをされてからの就農でニュートラルな目線で見ることができたからとのこと。

大豆を育てる苦労

北海道、熊本で栽培されることが多い大豆。
雨がなく、水はけがよい所で作るのが適していて、大雨で一気にやられてしまうことも。
近年の異常気候の中でのご苦労も計り知れない。

また、1反(1000㎡)で取れる収穫量が大豆だと180kg程度、お米なら300kg。
販売する時のキロ単価はほぼ変わらないから、農家さんにとってはお米を育てた方が、ずっと収入につながる。

そんな、生活のことを考えた時には不利になる条件の大豆を坂本さんは無農薬で育てる。
豆の中に虫が入ったり、除草剤を使わない為草取りもこの時期は特に大変とのこと。
そうやって苦労して育てても、消費者にとっては「無農薬」である付加価値も、お米への方が敏感だそうで、大豆は付加価値をつけにくい。

それでも、「食べる人の為を想ったら、無農薬で育てたい」

坂本さんの家族へのまなざしや地元に対する温かな想いを聞いて
大豆を作る大変さをお聞きして、是非いつか新庄村に、坂本さんの畑に行ってみたいなあと、つい最近まで知らなかった場所がぐっと自分にとって大切な場所に思えてきた。

もっともっと知りたい!
いつか畑にお邪魔させてくださいね~!




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