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「味付け剤」じゃないんだなあ。日本の伝統調味料

昔は調味料って「味付け剤」だと思ってました。
例えばケチャップやドレッシングのように、味のないものに味をつけるためのもの。
マスキングとまではいかなくても、その味に「染める」ようなイメージ。

だけど、日本の調味料を学ぶほどに、奥ゆかしくて調和を重んじる、そして底力のある昔の日本人みたいだなあと思うように。

例えばみりん。
甘みをつけるだけじゃない。
素材の良さを引き出して、嫌な臭みは飛ばして、他の調味料との味をまとめてくれる。
他の調味料も一緒に巻き込んで、素材に染み込みやすくする。
お酢は塩味をそっと引き出して、こちらも味を調和される。
味噌も美淋も醤油もお酢も。
じっくり時間をかけた分、抗酸化成分メラノイジンが生成され、健康効果も期待できる。
(調味料で体に嬉しい成分が摂取できるなんて考えたこともなかった!)

味付け剤、なんて思ってごめんなさい。
調味料に学びながら、今日も元気に頑張ります!

知って選べば、どれも正解!
今日も楽しい食選びを!


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