へラルボニーのイベントでおしゃべりしてきた話。
最高オブ最高でおなじみの
へラルボニー・アートプライズ2024展覧会
に関連して企画していただいた
こちらの狂ったイベントにゲストとしてあそびに行ってきました。
選ばれし50人のみなさんのまえで、社長の松田崇弥さんといっしょに役に立つような立たないようなことをおしゃべりしてきました。いえーい。
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24日のイベント当日、「11時に会場に来てくれたら大丈夫です〜」とへラルボニーのうみこさんに言われてたので、まずは自分のイベント会場より先に大手町で行われてるへラルボニー・アートプライズ2024展覧会へと足を運びました。
イベントでも言いましたが、グランプリを受賞された浅野春香さんの「ヒョウカ」は
実物のが5000倍すごい
のでみなさん必ずインサイド・ヘッド2より先に見てください。
圧倒的です。
この制作には7ヶ月を要したそうなのですが、その期間は食べ終わったと思ったら箱の隅にいるマクドナルドのポテトくらい短く感じます。
早すぎるて7ヶ月。
作品の緻密さ、手数の多さ、そしてなによりその熱量。
これは写真や画像では伝わるわけがないし、伝えられるはずがありません。
もちろん他の作家さんの描く作品だってそうです。
だから、ぜひ「生(なま)」で見ていただきたいです。作家さんの「生(せい)」を感じずにはいられない作品ばかりなので。ノックアウトされてきなよ。
アートをお腹いっぱい堪能したあと、自分がしゃべるイベント会場へと移動しました。
15分ほど早く着いたこともあり、目的地の3階へとつづくエスカレーターがまだ動いていません。
仕方がないので、集合時間の11時に動き出すと説明されたエスカレーターをこのまま2階のロビーで待つことにしました。目の前のエスカレーターが動いたら乗るだけ。むつかしい話じゃない。
そしたらですよ。
時間を気にしつつアホ面でiPhoneをポチポチやってたら
従業員入り口みたいな、なんていうか
裏面から社長が登場
こんなところから人間が出てくると思ってなかったし、彼が出てきた瞬間わたしとしか目が合わない位置関係でした。
iPhone触りながらエスカレーターが動くの待ってたら、人が出入りするはずのない扉からこれから対談する社長が1人でぬらりと現れた瞬間には
無視しようかな
と思いましたが崇弥さんはわたしの顔を知らないし、なによりこのあと数時間もいっしょにおしゃべりをするので
「へ、平熱です」
といきなり体温を告げる変態でおなじみのあいさつをかましておきました。
崇弥さんも驚いたとは思いますが「わ、こんにちは」と目の前の不審者に大きな動揺も見せずそのまま爽やかな笑顔で雑談を交わしてくれました。みなさん、いい社長です。
そのままいっしょにイベント会場に入り、写真を撮られたりインタビューを受けたりしながたくさん話をしました。
時間を気にせず話してしまっていたらスケジュールが押していたようで
「昼食です」
と美しいお弁当を差し出していただいたときには
お客さんが入るまで15分。
絶品の鮭をモグモグしながらイベントの打ち合わせ。
登場は、平熱が隠れてる状態から呼び込みで出てきた方がいいという話でまとまりました。時間がない上に急に決まったことだったので
「平熱さん、えっと、じゃあここに」
と通されたのは
完全なる倉庫
目の前にプリンター、敷き詰められたダンボールしかない一畳ほどの空間で呼び込みを待ちました。
定刻になり、広報の小野さんが入ってきました。
狭い倉庫にふたりきり。静かに走る緊張感。
彼女は言いました。
「わたしが自動ドア風に開けるので」
なにを言ってるんだろう?
としか思いませんでしたが密室すぎてツッコめませんでした。
少し状況を見直すと、お客さんから小野さんの姿が見えないように扉を開けて、平熱がいきなり出ていくというサプライズだと理解しましたが「それは自動ドアなのか?」と復唱しておもしろくなってたら呼ばれました。
焦って入ったから位置関係あんまりよくわかってなかったんですが、この自動ドアって
倉庫の扉
じゃないですか。
お客さんの「そこから出てくるんかい」って空気しか感じなかったし、もっと言うとほとんどの人は
どこから出てきたかわかってなかった
と思うんですよ。つまりわたしも
裏面から登場
したんです。社長もゲストも裏面からしか出てこないイベントってなんなんだよ最高かよ愛してる。
つまり多くのお客さんからしたら「え?こいつどこから出てきたの?」って登場を経てイベントがスタート。
その様子は今後テキストになるようなならないような雰囲気なので割愛しますが、高倍率に当選したみなさまのまえで崇弥さんと60分たのしくおしゃべりできました。改めてへラルボニーや会場のスタッフさん本当にありがとうございました。
「以上でイベント終了です!」
と拍手に包まれながらMCのうみこさんがそう告げたところで、お見送りだけしようと立ち上がったら
なんかみんな本持って並んでる
ので狐にコブラツイストされてるくらい幻かと思いました。
「え?サインする話なんてあった?」
と自分が企画書を見落としてたのかと思いましたがそうではありませんでした。
ただ、図々しい愛人たちがいただけです。
すっごい当たり前にシームレスに「平熱サイン会」が開催されました。
中には「すみません本を忘れちゃって」と謝りながらステッカーにサインを求めてくれる愛人の方もいましたが
持ってる方がおかしい
ので安心してください。更に
「ハグもいいですか?」
と準備中の飲食店に入ってきて裏メニュー頼むくらいアグレッシブな愛人もいて最高でした大好きです。
結果として半数以上の方にサインをしたと思います。みなさんほんとうにありがとうございます。本やツイート、終わったばかりのイベントの感謝や感想、ご自身のあれこれを伝えてくださってうれしかったです。泣きながら想いを伝えてくださる方もいて格好よく抱きしめようかと思いましたが捕まるのでやめました。ぼちぼちやろうね。
いろんな都合で平熱と話したかったのにできなかったお客さんがいたらごめんなさい。またどこかであそびましょー!
そんなこんなで当日の朝からイベント終了までの様子をお伝えしました。へラルボニーと平熱のイベントに来てくれた方、残念ながらハズれてしまった方、来たかったのに都合がつかなかった方、みなさんありがとうございました。みんなまとめて愛してる。
へラルボニーといっしょに仕事ができて超絶ハッピーでした。
これからもいっしょにいろんな仕事やらせてくださーーい!!
みんなもまた来てねー!
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最後に改めて言いますが、9月22日まで開催されている展覧会ですのでぜひ足を運んでみてください。感想などまた伝えてくれたらうれしいです。
こんな大事なイベントに平熱をゲストに呼んでくれるへラルボニーって最高じゃない?