みちのく潮風トレイル コースガイド 7/50 普代村/田野畑村 普代駅~北山崎~田野畑駅
こんにちは。岩手県宮古市を中心に、みちのく潮風トレイルや三陸ジオパークのガイドをしている人です。ゲストハウス3710というゲストハウスもやっています。宿泊に限らず宮古市に来たらぜひお立ち寄りください。
この記事は、みちのく潮風トレイルの詳細なルートガイドです。全線を50セクションに区切って紹介します。
実際に全線を往復した経験と知識に基づいています。基本的には南下(SOBO)での紹介をしていきますが、分かりづらい場所などは、なるべく逆向きからの写真も織り交ぜて紹介しています。
基本的にはセクションハイクを想定した情報を提供しています。テント泊の情報は、公式のデータブックやトレイルサポーターの情報が参考になりますので、あまり掲載していません。(公式にテントを張っていいと認められている場所は紹介を入れることがあります)
2つの記事は無料記事にしていますので他の記事を購入するかどうかの参考にしてください。
・北のスタート1番目の八戸セクション
・最後の50番目の相馬セクション
それ以外の記事は有料記事となります。
また、各記事の序盤だけはお試しで無料にしていますので、続きを読む際には課金をお願いしています。
記事は一つずつ購入だと1記事あたり200円です。また、全線の50記事をセットにしたマガジン形式で一括購入も出来ます。一括購入の場合には5,000円に割引していますので、一記事あたりは約105円となります。
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みちのく潮風トレイル全線コースガイド(有料記事)↓
みちのく潮風トレイルの基本的な情報を知りたい場合は、先にこちらの記事をお読みください。無料記事です。
また、実際に歩く際には、必ずみちのくトレイルクラブの注意情報に目を通してからスタートしてください。工事による迂回路の最新情報などが掲載されています。
(この記事は2025年1月時点での情報で書いています。あくまで記載の情報は目安として、各自の自己責任にて充分な調査や計画のうえで行動に臨んでください。記載内容の正確性や、記載内容を参考にしたことにより生じたトラブルや事故等について、当方は一切責任を負いかねますのでご了承ください)
0. このセクションの概要
今回紹介するのは、普代村と田野畑村のエリア、三陸鉄道の田野畑駅~普代駅間です。
セクションハイクの場合、スタートとゴールは三陸鉄道の駅が使えますが、駅間の距離が長いうえに、標高差200メートル近いアップダウンが何度もあり、みちのく潮風トレイル全線の中でもっともきつい区間の一つです。
駅の他に、黒崎と北山崎から観光タクシーや村営バスが使えます。それらを使ってセクションをさらに細かく分けてもいいでしょう。
体力は消耗しますが、断崖絶壁からの景色は素晴らしいですし、手掘りのトンネルや梯子があり、面白い区間です。いずれにしても、半日以上をかけて、覚悟して挑まないといけないコースです。みちのく潮風トレイルのハイライトの一つでもあります。
距離:約28㎞ (迂回路を使う場合は大きく変わります)
最大の標高:約200m
所要時間の目安:9時間(迂回路を使う場合は少し変わります)
難易度:極めて高い(アップダウンや渡渉が多く、補給できる場所も限られます)
公共交通機関のアクセス:まあまあ(普代駅と田野畑駅は利用しやすいですが、北山崎にアクセスする田野畑観光タクシーは事前予約が必要です)
宿泊施設:いくつかある(国民宿舎くろさき荘、民宿、ホテル羅賀荘など)
キャンプ地:いくつかある(ネダリ浜休憩所、黒崎キャンプ場、明戸キャンプ場)
飲食店:少ない(普代駅周辺、北山崎に限られる)
商店:少ない(普代駅周辺に限られる)
1.普代駅~黒崎
普代駅・道の駅青の国ふだいからスタートです(ハイキングマップブックN→S 140.50)。
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