Lesson 16 バタフライ おうちでキック
💧 ダイナミックに見えるバタフライです。でも平泳ぎ同様、前呼吸だから不安少ないです。腕の動作(プル)と脚の動作(キック)のタイミングを習得すると、この後でおこなうクロールのキックとプルのタイミングが理解しやすくなります。だから、2番目にやるのです。
でも、わたしがスイミングクラブ経営者だったら2番目にやりません。バタフライができた時点で、かなりの確率でスクールを辞められる心配があるからです。これができたら「映(バ)え」ますからね。
☆ バタフライがうまくできない3つの壁 1.ドルフィンキックを使った「うねり」がうまくできない。
2.リカバリー(水をかいた腕を前に戻す動作)が水の上に出ない。
3.プルとキックのタイミングがうまくできない。 これらの壁を克服させるためにインストラクターは苦労します。もちろん、生徒さんは、なおさらです。だからなるべく「簡単に」やります。
1.ドルフィンキックを使った「うねり」がうまくできない。 の練習です。
ドルフィンキックを使った「うねり」って何ぞや? 動画サイトなどで見ていただけるとわかりますが、上半身と下半身が連続してウネウネして見える動きです。
いきなり水の中でやっても動作が理解できていなければ前に進みません。
そこでおうちで練習です!
手順① 気を付けの姿勢で床にうつ伏せ。手足を縛られているイメージです。(実際に縛ってもイイですが、怪しいプレーみたいなのでお好みでどうぞ。)
手順② 手足を使わずに芋虫になった気持ちで、前に進もうとしてみてください。たぶんまったく進まないと思いますが、進もうとする動きがすでに完成形です。
手順③ 今度は両腕を前に伸ばします。肩から手のひらまでを床につけたまま、同じようにやってみてください。 床の上では前に進まない方が水中で進む動きが理解しやすいと思います。 これが水中でおこなうグライドキックになります。
ここがポイント!
・胸と脚が上がるときに、胸を前に突き出すようにするとイイです。
・腰が上がって脚が下がるときに、足の甲で床を押すようにするとキックのイメージになります。
以上です。 こんな練習させるスイミングテキストはどこにもないと思いますが、我が家の子どもたちは、これで一発マスターしました。
おうちで、こっそり練習してみてください。
次回は水の中でやってみます。
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