大丈夫?子どもへのその説明
子どもに何か話したとき、
「本当に伝わってたのかな?」
と思ったことってありませんか?
「この前、言ったばかりじゃん!」
というようなことも
子どもと接していると多いですよね。
なぜ、そんな状態が起きるかを書いていきます。
まずは、「えすパパ」の簡単自己紹介をします
・特別支援学校の先生(9年目)
・少年サッカーコーチ(15年目)
(前チーム:愛知県大会上位常連、R2年4月~新チーム)
・子どもの指導人数3000名以上
・3児のパパ(長男小6、次男年長、長女年中)
《所有免許》
1.小学校教諭免許
2.中高保健体育教諭免許
3.特別支援学校教諭(知的・肢体不自由・病弱)
4.D級コーチライセンス(サッカー)
5.キッズリーダー(サッカー)
6.3級審判免許(サッカー)
7.防災士 など
さて、標記の理由を以下の3点として仮説します。
①そもそも話を聴いていない
②話がわからない
③話を分かったつもりでいる
それでは、順番に解説していきます。
①そもそも話を聴いていない
子どもの興味関心は、えげつないです。
目に見えたものに、すぐに興味を示してしまい、
大人からの話は、「聞」こえていますが
「聴」いていません!
最初は、子どもが話を聴ける環境を整えることが大切です。
そこで、えすパパは、このような工夫をしています。
・一文を短くすること
・子どもの話を聴く姿勢・目線・体の向きが整ってから話すこと
・「もう一度あなたの言葉で説明してくれませんか?」と質問してみること
・実際に自分(子ども)がやっているところをイメージするように言葉をかけること
他にも
・余計な音がしない場所(→静かな場所)
・余計な視覚的刺激が入らない場所(→話す人のほかに、可能な限り何もない場所)
こんなことも意識してみると、変わると思います。
このようなことが、整っていない状態で話しても
話を聴くのは難しいです。
②話がわからない
まずは、「何の話をするのかを最初に示す」こと。
これが現役の先生でもできていない人が多い。
「ん?先生、今何の話をしてるの?」状態から
話が長いと、聴きたくなくなります。
メールでタイトルに
「【報告】〇〇の件について」
など付けますよね?
その1文があることで、今あなたが話そうとしていることが、圧倒的に分かりやすくなります!
それは、子どもに話をするときも同じです。
2つ目に、「話す速さが適切である」こと。
大人でもネイティブな英語を聴くと速すぎて分かりませんよね?
それと同じことが、子どもにも起きていることがあります。
文節で言葉を切りながら、ゆっくりと話すこと
で伝わりやすくなります。
③話を分かったつもりでいる
要するに
「分かっていないことを分かっていない」
状態です。
これは、非常に判断は難しいです。
しかし、目を見ていれば何となく
「こりゃ、分かってないかも!?」
と分かりますよね?
ここでも。私が実践しているのは「質問」です。
質問してみることで、話の内容が伝わっているかどうかの
判断がしやすくなります。
まとめ
落ち着いて、
「どうすると子どもに伝わるのか?」
(「なぜ子どもたちに伝わっていないのか?」)
これを日々のかかわりの中で、
自問自答するクセをつけるだけでも
きっと子どもたちに伝わりやすくなります。
そのヒントに上記①②③がなってくれることを願い、
終わります!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。