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「私は何者なんだろう?」

仕事にも熱心で、好きな事にも全力投球のクライアントAさんは、
これまで色々な仕事をしたり、プライベートでも自分の好きなものを追求し、様々な場所で活躍をしてきた方です。

ある日、私のセッションに来て、Aさんはこう話します。
「私は色々なことをやってきたけれど、自分は何者なのかが分からない」

行きつく先がどこなのかが分からず、不安を感じる、自分への確信が持てない。


それを聞いた私は、
「すでに何か出来上がっているものに自分を当てはめようとしているから苦しいんじゃない?AさんはAさんが今やっているそのままで、新しい職業、新しい肩書をを作っていると考えると、どう?」

こんな風に声をかけさせてもらったのでした。

そこから数年…
彼女はやりたい事をやりたいように突き進み、
今では彼女のサービスは、紹介や評判で人気のサービスとなっています。


「私は何者でもない」

「私はまだ何者でもないので、自分どんな風にでも見せられると思っています」

物事を論理的に考えるのが得意なBさんは自分自身のブランディングを
あれやこれやと考えます。

「私のターゲットはこんな感じの人達だらか、その人たちが好きそうなこんな自分を演出しようと頑張っています…」というBさん。


あれ?演出したあなたに本来のあなたの強みや自分らしさはどこにいっちゃったの?私には強みをすべて消してしまっているように見えるわ…
と言うのが私(コーチ)の感想。

「Bさんは、すでに『Bさん』という者になっているよ!それがBさんブランドですよ!」

そんな言葉が私の中からあふれ出てきました…


何者にもならなくていい、あなたはあなたのままでいいんです。
そのままのあなたが何よりもカッコよくて美しくて、そして魅力的です。


※エピソードの公開については、クライアントの了承をいただいています。

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