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The Sense of wonder #寄せ文庫
本日はサラさんのこの呼びかけに賛同して、私も書いてみます。
ふみぐらさんの記事を読んで、寄せ書きみたいに感想をおとどけする企画です。「ふみぐら」って打つと候補に「文庫」って出てくるんですね。よせふみぐら、であるし、よせぶんこ、でもある。
◆◆
ふみぐらさんの世界は、いつも驚きと感激に溢れています。例えそれが、ひどくありふれた日常であっても。
ふみぐらさんの視線とこの作品に出てくる「王様」の視線は同じだと思うのです。どんな風に世界が見えておられるのかなあと、愉快になってきます。
センス・オブ・ワンダーの人。
wonder を辞書で引くと
【動詞】不思議に思う、知りたいと思う
【名詞】不思議、驚き、感嘆
と出てきます。
あえて訳すなら、「不思議さを面白がる感性」の人でしょうか。
信州の豊かな自然に向けた視線のことだけを見てそう思ったのではありません。都会にいて、駅のホームに立ちてなお、ふみぐらさんのワンダーは炸裂しています。
これからも、もっともっと読みたいです。
なににワンダーを感じでおられているのか、ワンダーなのです。
ふみぐらさんのワンダーは、きっと闘病中の病院内におられても、尽きることなく湧き出していることでしょう。ふみぐらさんのワンダーを私は知りたいです。(2回目)
ふみぐらさんの言う所の「ものかきのおかしみと哀しみ」を味わうのが好きなのです。
450文字
◆◆
私は、実はふみぐらさんの運営なさるサークルを辞めてしまった人です。(職業ライターでないことに引け目があったのです)ここにきて、再度、ふみぐらさんのサークルのお誘い文を読み直しました。そして、ハッとしました。
ただ文章を書くだけ、文章を書いて対価にするだけ(それも大事なんだけど)ではなくて、どこで何していても「書ける力」「読める力」を持ってることで自分の人生を生きられるようになる。そういう「生き方としてのライター」を目指したい人のためにはじめてみます。
そもそも、職業ライターであること、職業ライターになることは前提ではありませんでした。どこで、何をしていても良かった。自分の人生を生きるのが大切だったのです。この一文を読み直して、私はとても反省しました。ふみぐらさんの真意を汲み取っていなかった自分を未熟だと感じました。
ふみぐらさんとサークル内でやり取りさせていただいた時、ふみぐらさんはこうもおっしゃっていました。
だけど、本当に自分にとって大切な瞬間に自分の前にあるのはきっと、ささやかでありふれていて、でもそれがなければ自分の人生じゃないって感じるもの。
何者でもない私にかけてくださったこの言葉は、今もずっと、私の心を温め続けています。
(「どうせ私なんて」、みたいなネガティヴな発言を受けての流れだったかと思われます。よって書き出しが「だけど」)
書くことは生きること。
私は、これからも野良作文を続けていこうと思います。
私の目に映る日々の生活は、決して特別なところはありません。でも誰かにとっては非日常かもしれません。私を形作る大切な一つ一つを余さず見ていこう、それを書いていこう、と思っています。
ふみぐらさん、気づかせてくださってありがとうございました。
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