トイレに行きたくてしょうがない。
家族旅行で、思いっきり体を動かして楽しく過ごした2日間。
こんなに、運動ばかりした旅行は珍しかったです。
テニスと、卓球は親の方が疲れました。
続かないし、ボール拾いに時間取られ、
ほとんどゲームにならなかったけど、
本当に楽しかったです。
そして、プールにも何時間も入って、
みんなで競争したり、
追いかけっこしたり、
クタクタになるまで遊びました。
おかげで、全身筋肉痛。
帰る日の朝、
バイキングでお腹いっぱい食べて、
さあ、帰ろうか!と思ったけど、
テニスと、卓球したい!
と言われ、チェックアウトしてから、
また遊びました。
長女は、テニスを、10才から習い始め、バトミントンと違う楽しさを知り、
卓球は、今までやった事のない感覚だったのか、本当に好きになりました。
のちに、中学で卓球部に入る事になります。
思いっきり楽しんだので、
またお腹が空いてきたから、
帰り途中どこかで、
遅くなったけどランチして帰ろう!
と店を探しながら、帰る事にしました。
そして、車に乗る事10分。
「トイレ行きたい。」と長女。
「よし、わかった!コンビニ寄ろう」
と、夫との会話にも、ホッとしました。
良かった。
ちゃんと、トイレに行きたいって、
言える!それが、嬉しかったです。
でも、
コンビニでトイレに入ったはいいのですが、なかなか出てきませんでした。
お腹痛いのかな?と思い、
声をかけてみました。
すると、
「トイレ行きたかったのに、出ない」と。
「じゃあ、また、行きたくなったら行こう!」と言って、車に乗ったのですが、
また、15分ぐらいして
「やっぱり、トイレ行きたい。」
と言われ、またコンビニに行きました。
でも、やっぱり出なくて
5分、10分たっても出てきません。
「少し、飲み物飲んでみようか。」
と、言って飲み物を飲みながら、
出発しました。
そして、また、15分たったぐらいに
「トイレ行きたい。」
これが、ずっと家に着くまで続きました。
何回かに一度、少しだけ出るけれど、
ほとんど出なくて、
出るまでトイレから出られない。
という状態でした。
高速道路に乗って、
すぐトイレ。と言われ、
何度も降りたり乗ったりしていましたが、高速に乗ると、
トイレ!!トイレ!!
と騒ぎ出すようになったので、
高速は諦めました。
コンビニを見つけては、寄る。
を繰り返すことで、安心できるなら。
と思い寝ている以外は、
20〜30分おきにトイレに行く
状態になりました。
私は、学校、大丈夫かな?
と、不安になりました。
その不安は、的中して、
学校に行くまでに
行きたくなったらどうしよう。
と言い出し、
玄関をなかなか出れなくなりました。
先生にも、事情を話し
落ち着くまで車で登下校させ、
授業中にも、娘からは言い出せないから、授業の途中に声をかけて
トイレに行かせて欲しいと、
お願いしました。
最寄りの駅に出るのも、
車で10分ぐらいですが、
駅までノンストップで行けず、 コンビニに寄るようになったし、
バスや電車を使っても、
途中で何回も降りて
コンビニに行くようになりました。
そして、トイレのたびに、
5分10分出なくて待って時間も、
15分20分と長くなりました。
待っている私も、辛かったのですが、
本人が1番辛かったと思います。
友達親子にも、相談して、
どこか遊びに行く計画を立てて、
お出かけしたり、
お友達と話していれば大丈夫かな?
と思ったけど、結果は同じでした。
返って、トイレに付き合わせるのも、
友達に申し訳なく先に行ってて。
と、別行動するようになり、
次女を預けて長女と私だけ、
送れて別行動するようなるのも、
嫌になりました。
学校でも、
相変わらず、休み時間だけでは、
時間が間に合わず
授業の半分近く、
トイレにこもるようになりました。
運動会も、
競技の合間に走ってトイレに行き、
どうにか頑張っていましたが、
遠足は、行けませんでした。
川でバーベキューをする事になって、
とても楽しみにしていたのですが、
駅まで歩いて30分。
電車で45分。
降りてから川まで40分。
このルートを知った長女は、
不安になりました。
行きたい!けど、
トイレに行きたくなったらどうしよう。
そこで、私は、また先生に相談しました。
そうしたら、
3年生の時に担任だった先生が、
その時は担任を持っていなかったので、
その先生が引率されるとの事で、
娘と付き添ってくれる事になり、
安心しました。
でも、
直前でその先生が来れなくなる
と言う情報を聞き、
苦手な先生になった事が分かり、
かなり落ち込みました。
そして、結局当日の朝、行けない。
どうしても、行けない。
と大泣きしました。
私も、一緒に行こうか?
車で連れて行こうか?
と提案しても、どうしてもダメでした。
先生に、お休みの連絡をしたら、とても残念そうでした。
鼻の下を怪我して、不安になり、
やっと解決したと思ったら、
今度はトイレ問題。
私は、
不安で、不安でたまりませんでした。
この先、
この子は、どうなっちゃうんだろう。と。
長女に対しての心配が、私を苦しめました。