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知識ゼロの素人が東京地方裁判所に行き裁判見学してみた!

皆さん、リーガル・ハイというドラマをご存知でしょうか!

弱者救済の使命に燃える新米弁護士・ガッキーが演じる黛真知子と、偏屈で毒舌、気分屋で自己中心的、人格破綻者の弁護士、堺雅人さん演じる古美門研介の爽快コメディなリーガルドラマです!

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子供の頃からこのドラマを見させてもらっていて、以前から法廷というものは、こんなに暴れまわっていい場なのか、自由に意見をかわせるところなのか、実際に見てみたい!と思っておりました

今回、時間ができたので、実際に見に行ってみたのですが…     結論から言うと、ドラマで描かれてるより雰囲気が重く、厳粛な場でした。 

そりゃそうですよね!あんな暴れ回る弁護士さんがいたら話が一向にまとまりませんもんね!  では、実際に裁判所に行ってどうやったら裁判見れるのか、ということを話していきたいと思います。

今回、行かせてもらった裁判所は、桜田門駅近くの裁判所で、緑が豊かで、散歩やランニングに最適な立地だと思いました! 早速、裁判所に入るとまず携帯や金属機器を出すように指示され、防犯装置でチェックを受けます。なかに入ると電子掲示板で、今日開かれている裁判を見ることができ、見たいと思った裁判を自由に見れます!  僕はまず、9.45分から開かれる予定の麻薬所持についての裁判を見に行きました。

携帯をオフにして、少し緊張しながら、よしっ!と少し勇気を出してドアを開けました、「あれ?、思ったより狭い、、」僕の最初の感想ですね。裁判官の数も想像より少なく通訳の人も含め3人しかいませんでした。、リーガルハイのイメージとの違いをそこで感じました。しかし、いざ裁判がはじまってみると、犯罪を犯した人が警察に連れ添われて登場したり、弁護士や検察側の質問の内容は、まさに、リーガルハイの様で、こんなこと言っていいか分からないのですが、楽しかったです!30分ほど質疑応答が続き、判決は次回に持ち越されて閉廷しました。犯人の人はかなり反省していて後半は語尾にsorry必ずつけていました。今回は、見逃してもらえることを祈ります…

次に見させてもらった裁判は、強制わいせつについてでした。この裁判は先程のとはうってかわり、会場が広く裁判官も5人ほどいました。客席も先程の4〜5倍ほどありまさにリーガルハイで使われていそうな感じでした。この裁判は、裁判官の方がかなり強気な態度で犯罪者に質問をしており、迫力がありました… 犯人が実際にやったことを細かく、具体的に述べるシーンでは、この犯罪がいかに悪質か、感じさせられました…この裁判も判決は次に持ち越され、少し後味悪い終わり方でした。

最後に、民事裁判を見させてもらったのですが、かなり雰囲気がまったりしていて、何度か笑いが起こる様なシーンもありました。はじめ、加害者の方がずっと下を向いて動かなかったので、ものすごく反省しているのかな?と思ったのですが、ずっと観察しているうちにただ寝ていただけと気づいた時は、驚き、裁判をなんだと思っているんだ!と僕が裁判長の代わりに怒鳴って、緊張感を持たせようとしたほどです笑笑

以上で僕の体験記を終わらせてもらいますが、初心者の方で迷っている方は是非一度行ってみる価値はあると思います!実際に行われている裁判を子供に見せたりして、罪を犯すことがどれだけ悪いことか教えるいい機会になると思います!犯罪者こわいよーと思う方ははじめは民事裁判をお勧めします!予備知識がなくても流れが大体掴めたら、楽しめると思うので裁判観光、是非おすすめです!