キャスト紹介 KAZUMAさん
現在制作中の短~中編ノベルゲーム『オプライド』こちらのゲームはなんと、メインキャラ3人がフルボイスとなっております!
そこで、こちらの記事にて「「「勝手に」」」CVをご担当いただくキャスト様について紹介させていただきます。
今回の記事では、ウラノ役 KAZUMAさんさんについてご紹介します!
ここに惚れる!
出演してらっしゃる作品の中で、KAZUMAさんのお声が登場すると、なんだかホッと落ち着く心地がします。
初めに掛け合いのボイスドラマからいくつか聴かせていただいたのですが、どのボイスドラマでもそれぞれのキャラに馴染んでいて、それでいて埋もれることなく役が光っている感じ。それって実は、演技力と作品・キャラクターへの理解がなくては実現できないすごい事なのでは……と思います。
キャラクターによって冷静でクールな役に徹していたり、ボケとツッコミ両方こなすコミカルさを軽快にこなしていたり。かと思えばとんでもないヤンデレでソワソワしてしまうお声になっていたり…!どの作品でも演技力の光るスゴイ方です……!
KAZUMAさんのコンテンツ
これを聴いて欲しい!
今回は私が聴かせていただいた中で、ご自身で制作されている音響ドラマを二作紹介させていただきます。
『音響ドラマ』ということで編集・音の作り込みが本当に凝っていて臨場感のある豪華な作品です!
『翠緑の月と灰のカンパニュラ』
美しいイラストと、キービジュアルの印象が強く目を惹きます。
一度聴いてみて、まるでシアターで映画を観ているような音の作りに驚きました。そして作り込まれたストーリーと、感情の機微がしっかり描かれていて……物語の終盤では泣きそうになってしまいました。
孤独に生き、(呪いと言ってもいいような)一族の使命を背負う少女・フィーナの過去と未来が行き来して描かれるうちに、300年前の真実が明らかになっていくストーリー。
登場するキャラクターひとりひとりに物語があり人生があり、ドラマを聴き終えたあともそれぞれのその後を想像して浸りたくなる。
質量のある物語に触れたからこそ、そんな後味を楽しめるんだよな……と嬉しくなってしまう作品です。
『ルームシェアなひとたち』
こちらは前述の『カンパニュラ』とはまた雰囲気がガラリと変わって、ハートフルコメディの日常もの!
昔からルームシェアを続けるツッコミさんと同居人さんを中心に、次から次へとやってくる来客たちとのドタバタあり・笑いあり・たまにホロリ……なほんわかストーリー。
各話美味しそうな食べ物が登場してきて、つい「パンたべたい」「鍋たべたい」「カレー食べたいーーーシャバシャバじゃないやつ!」と今晩の晩ごはんに影響しそうな飯テロが発生します。
ルームシェア中のお家に次々可愛い&個性的な女性キャラクターたちが遊びにやって来てドタバタが加速するのですが、それがどのキャラもかわいい上に一癖も二癖もあって……このドラマを聴いた人に、だれ推しですか?と聴きたくなります(笑)
ちなみに私は、妄想癖暴走しがちな後輩ちゃん推しです!全力でコメディに走りつつ、しっかり優しかったり可愛かったりする。こんな後輩ちゃんがいたら最高ですね……。
ゆるっと明るい気持ちになりたい時に、ぜひ聴いていただきたい作品です♪
今回演じていただくキャラクター
ウラノについて
このたび演じていただくウラノというキャラクターは、ジータ・ルイスとは対を成す立ち位置にいる人物です。
したがって登場シーンこそ多くはありませんが……物語の核となる存在でもあります。
のらりくらりと飄々としているようで、実は頭の切れる人物。
そんな掴めそうで掴めないキャラクターを、KAZUMAさんには驚くほど正確に捉えて演じていただきました。台本をお願いした私自身、「あっ確かにこういう言い方するかも……!」と新たな発見があるくらい。
ゲームの形になって、作品の中でこのキャラクターがどう光ってくるのか……まだドキドキと楽しみにしています!
CVを依頼させていただいたきかっけ
かようにウラノは掴みどころのない・少し影の潜むキャラクターで。
実はキャスト様を考えた時、いちばん頭を悩ませたキャラでもありました。
(ジータは初めから心に決めていたし、ルイスはお声を聴いて即決!だったので……。)
そんな中でKAZUMAさんの出演作品をいくつか聴き、こちらの音響ドラマに出会いました。
『少女と最後の魔法使い』
from:HEAVENLY BLUE 様
壊れてしまった世界で、元魔法使いの男と、彼を父と呼ぶ少女の物語。
短い作品の中で世界の寂しさと男の持つ過去が伝わってきて、それと対比するように少女の明るさと真っ直ぐさがとても綺麗に映る……そんなお話です。
そのなかでKAZUMAさんの演じる「男」の、良い人なのにどこか諦念を滲ませた影の部分……それがなんだか、胸に迫るものがあって。この人にウラノを演じてもらったらどうなるんだろう。とても、とても興味が大きくなっていって、台本をお任せしました。
いただいた音声を聴いてイメージピッタリな部分と、なるほどそうなるのか!でも……すごくいい!という部分があり、新たな発見が多々ありました。それがまたウラノと言うキャラクターを、よりいっそう彩ってくれています。
おわりに
『オプライド』は2024年8月末頃完成を目標に目下制作中です。
今回紹介させていただいたKAZUMAさんはじめ素敵なキャスト様、そしてイラスト担当であるPareさんといっしょに作らせていただいています。
私は人と関わりながら創作活動をしていくのがすごく楽しい!というタイプなので、こうして多大なるご尽力をいただき、日々感謝するばかりです。
完成の折には、ぜひたくさんの方に手に取っていただけると嬉しいな……と心から願っております。
ボイスを担当していただく他のお二人についても以下の記事にて紹介させていただいております。よければ、併せてお楽しみください♪