⑧在宅医療介護コミュニティを作ってみた
タイトルにもあるように、在宅医療介護サービスを展開している事業者とコミュニティを作って、座談会や勉強会を開催しながら、色々とニーズのヒアリングをしつつ、”chokowa”のブラッシュアップ+事業者とサービスを一緒に作ってるというブランドが欲しいのです。
若い看護師から見た在宅医療介護業界のイメージ
以前、20歳~40歳代看護師のアンケート(約45名)結果から、在宅医療介護サービスの知名度はあるものの、働きたいかどうかは壊滅的に悪い・・・
それはなぜか、
◆一人で決断しないといけない
◆スタッフの年齢層が高そう
=自分の今のスキルでは在宅医療介護で働くのは不安。ということでした。
(その他で、『車の運転が苦手』『人数が少なそうで、休めなさそう』『24時間待機はしんどそう』)
訪問看護ステーションの運営をしている目線からいくと、半分正解、半分違う。
というのも、現状は働く看護師さんの年齢層が高いのは正解です。平均年齢は40歳後半、管理者は50歳代という数字が出ているそうです。若い看護師はこのイメージがあるのでスキルの高い看護師ばかりが訪問看護ステーションで働いているんだな。という判断になると思います。
あと、育児中の看護師は、子どもの急な体調不良やイベント等で休みを取る可能性があります。出産・育児を終えたベテランナースさんに良く思われないんぢゃないか・・・という不安もあるようです。病院では同年代がいることで、急病等は職場内で少し寛容的な部分がありますが、訪問看護ステーションでは人数も少なく少数精鋭で運営しているので急病等の対応が難しい所があるのが現状です。
あと、一人で決断しないといけない。というのは違う!!というか、色々手段や方法があるので、そんなことは無いですよ。と伝えたい。
まず緊急時対応マニュアルがあること。在宅医がいること。常に報告ができる環境にあること。なので一人で判断しようなんて、そんな危険なことは無いのです。
と、まぁ在宅医療介護業界の現状を少しずつ知ってもらえれば良いかな~と思っています笑
知ってもらうことも大切ですが、問題点を考え、課題を解決する為にはどーするかを考える仲間も必要だなと考えて、、、
在宅キュアケア協議会を発足しました‼
この協議会では、県内の在宅医療介護事業者とコミュニティを作り、合同勉強会や、それぞれの事業者の課題を洗い出し、各事業者と意見交換をしつつ、サービスの質向上に繋げます。
また人材不足の解消も担います。それは、いかに若い看護師に興味を持ってもらえるかを考え、そして復職出来ていない育児中の潜在看護師の復職支援も行っていきます。
月1回開催しながら、来年には協議会員100事業者を目標にしています(現在約20事業所)
”chokowa”のサービス向上が、在宅医療介護業界の質の向上と人材不足の解消に繋がると考えています。
まだまだ課題は山積みですが、一歩一歩前進していきます‼
また次回も宜しくお願い致します👋
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