闘病日記(20240919)
夜に退屈、と思っている。嘘みたいだ。
確かに部屋から出られなかったり、夜にWi-Fiが切れたり、退屈な状況ではあるんだけど。
日々ネガティブなことばかり考えて神経をすり減らしていたはずの夜に「退屈」なんてものが戻ってくるなんて。心がかなり回復しているのだと思う。
同時に、今自分が勝手に楽観的な未来を見据えていることが怖いとも思う。
多分私、このまま特に何事もなく予定調和に入院を終えて、通院しながら大好きな家族と生活して、完治に向かって進んでいく未来を無意識で想像している。
それが悪いことだとは思わないけど、またそれが裏切られた時の絶望は、前回の比じゃないだろうな、とも思うから。怖くなる。
期待はし過ぎない方が良いと思う一方、悪い未来ばかり想定していると人生がごとつまらなくなってしまう(し、心も病んでしまう)から、どうしたもんかと思い悩んでる。うーん。
とりあえず今は楽観的なムードで居られるだけ居てみようと思っている。
体調もだいぶ良くなってきたし。
子供達は保育園に行き始めた。
息子は毎朝泣いて、パパと一緒がいいと言ってるらしい。本当に頑張っていてえらい。
旦那様も仕事に復帰して、子供達を送迎しつつ社会に復帰していっている。こっちも本当にえらい。
こう書くと、私だけ社会から取り残されたような気になるけど、そもそも病気以前から社会になんて溶け込めていなかったわ、と思い直して安心する。するなよ。
でも今後「みんなとなかよくしたい」を叶えていくつもりがあるなら、社会ともそれなりに付き合っていくべきなのかもしれない。
例えば仕事とか、そこでの人付き合いとか、そういう軽んじてきたものにもそれなりに向き合って、それなりに誠実でいるべきなのかもしれない。
そんなこと出来るんか?という気持ちと、やってみたいという気持ちが半々にある。
どっちにせよそれは社会に出てからの話なので、社会と隔離されている今はそのスタンスを考えることくらいしか出来ないんだけど。
「みんなとなかよくしたい」って、言葉よりも簡単じゃないみたい。だけど私より全然小さい子供達がそれに近いことをやってるんだから、親が出来ないとか言えるかよ、と自分を鼓舞したいと思う。
まあ、これ全部今は頭の中での出来事なんですけど。
まずは健康になりたい、を叶えろよ、と思う。なりたい。