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ARABAKI ROCK FEST.23

「荒吐出店決まりました!」

お店のグループLINEに飛んできたこの一文から始まったのでした。

勤務中の軽いノリの会話で、フェスに出店したら面白いかもね〜、なんて言いながら、あれが売れるかもこれも面白いかもこれは売れなさそう等々。

正直なところ、そんなこと言いながらもきっと選考に通らないだろうなと九割方思っていたので驚いた。

そこからはメニューを考えたり、移動手段の確保、宿の手配、持っていく商品の仕込み、人材の確保、やりながら気が付けば仙台行きの新幹線の中。

仙台到着の翌日、店主と合流し会場のみちのく公園へ。

雄大な山々を遠くに眺めながら、水面が美しい釜房湖を通り抜け到着。道中がすでに最高のロケーションだったけど、会場内の出店ブース付近は更に最高でした。

メインステージの真横に位置し、お客さんはキャンプも出来る場所だったので、とにかく広い。空が高い。遠くには雪山。快晴。

隣のお店は南三陸の方々で、アラバキ常連だったので、店主と二人わたわたしながら設営していたら、声を掛けてくれて色々と手伝ってくれたり、アドバイスをくれたり。

本番の二日間には、二日間とも差し入れをくれたり。とにかく色々な面で助けてくれました。本当に感謝です。

初日はワケが分からないままとにかく走り続けて気が付けば終わっていた。

二日目は、朝の準備も含め少し余裕ができたので会場内を散策しながら、ピーク時は肉を鉄板で焼きまくる。とにかく焼きまくる。

時々ドリンクバーに立って飲み物を提供したりもしたのだけど、お客さんがもれなく全員笑顔で楽しそう。

家族連れも多く、子供たちが特に楽しそうだったのが印象的でした。

自分らも含め、出店してる側の人間も、運営スタッフも、みんながみんな声を掛け合って、フェスを作り上げていたのが何より最高でした。

二日目は夕方にあがって車で帰京する班と、撤収までやってホテルに泊まり翌日帰京する班に分かれたのだけど、私は宿泊して、少し仙台観光して東京に戻りました。

身体はヘトヘトに疲れ果てていたけど、心は達成感満足感で心地よい疲労感。

我が人生の中でもなかなかの記憶に残る怒涛の五日間でした。

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