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note書き納めは牡蠣の話
今年のnote書き初めは、「note書き初めは牡蠣の話」という記事を書いた。
どんな一年になるのだろうとパカンと蓋を開けてみると、世の中も身辺も、牡蠣のように身が縮こまるような思いがしばらく続く。
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自分の気持ちとよく向き合い暑い夏を乗り越えたあたりから、徐々に潤いとボリュームを取り戻し今に至る。復活。
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牡蠣に始まり牡蠣で終わる2024年。
最近の出来事を少しばかり書き記し、今年のnoteを閉じようと思う。
犬の散歩をするようになって4年が過ぎ、散歩中に会う多くの犬の名前を覚えた。
人見知りな私だが、世渡り上手なマティンロウのお陰で、多くの飼い主さんと犬と友達になれた(気でいる)。
「サンちゃん」と「もっちゃん」という犬がいるのだが、ひょんなことから本名が、「サンデイちゃん」と「もちおくん」だということをこの前知った。
親友はーちゃんの犬を思い出す。はーちゃんは溺愛する愛犬のことを「かつ」と呼ぶのだが、本名は「かつお」。
まだまだ本名を隠し持った名前の子がいるかもしれない。
そして昨日の散歩中、庭で外飼いされている犬の家の前を通った時吠えられたのだが、いつもは「bow wow」と吠えるのに、今日は「ben ben」だった。ん?と思いその場に立ち止まるが、何度吠えられても「ben ben」だった。
風邪だろうか、心配だが犬の世界も色々あるようだ。
もう一つ、鷹の選択という話。
鷹は35年生きるらしい。そして35年目に、このまま死を待つか、苦しい変化の旅に出るかを選択し、後者を選択した場合にはもう35年生きられるという。
苦しい変化の旅というのは、自分でクチバシ、爪、羽をもぎ取り、それら全てが生え変わるまでじっと耐える。それを終えるとまた新たな35年を生きられるとのこと。
この話は年に2-3回飲みに行くあきさんが、先日3回目の飲みの時に話してくれた。
話を聞きながら、鷹の話はフィクションなのかノンフィクションなのかばかりに気を取られ、
「だから50歳になったらスキンヘッドになってるかも」と、サラッと言ったあきさんの言葉に「そうきたかー」と思ったが、私は何も剥ぎ取りたくないと思ったのと、瀬戸内寂聴になった姿を想像してみたり、脳内はかなり忙しかった。
でもやはり気になったのは鷹の生態の事で、調べてみると実際に鷹がこのような行動を取ることは確認されていないよう。しかし人間も成長を望むなら、鷹のように変化を恐れず心から行動する必要があるという、自己啓発の一環として使われる話だったみたいだ。
きっとあきさんのことだから何か偉大なことを考えているか、悩み事や選択に迫られることがあるんだろうなと察するが、きっと解決は本人がするだろうしできると思っている。
これから先、何が起こるかわからない。
この一年身近にも、色んな種類の別れがあった。
しかし悲しくても苦しくても人生は続いていく。
ただ長い目で見た時、これで良かったんだと思える日を迎えられたら全てが報われるのではないだろうか。
自己満足かもしれないが、それは最高で贅沢な自己満足だと思う。
という事で2024年は、これで良かった。
今朝から家族が「ben ben」と咳をしています。
皆様もどうか体調にはお気を付け下さい。
今年も一年間ありがとうございました。
noteでの出会いに感謝します
☺︎マティ☺︎