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【タビノオト 】仙台・松島


愛知から仙台国際空港に到着して外に出ると、そこには重たく感じる湿度がない。
曇っていて今にも雨が降り出しそうな天気だったため、「爽やか〜!」とは言えないものの、風は涼しく感じる。

朝から様々なミッションをクリアし、子供たちと3人で単身赴任でOTTOが暮らす仙台にやってきた。
空港で無事に合流し、私たちの旅が始まった。



感動スポット


瑞鳳殿ずいほうでん
伊達政宗が眠る霊屋おたまや
きらびやかな装飾に彩られたびょう建築は、見ごたえがあった。


仙台城跡にて伊達政宗360度

政宗が眺める令和の仙台市街


大小の島々の造形美、伝われ

ホテルの部屋から見える松島湾
島々や 千々に砕けて 夏の海   -松尾芭蕉-
遊覧船 仁王丸に乗船
仁王島
鐘島

他、双子島、水島、千貫島が仁王丸コースでは見られるのだが、他の島も撮りすぎてどれがどれかわからなくなってしまった…
船内ガイドによると、松島の島々は全部で280あるのだとか。


雄島   かつて僧侶の修行場であった場所

一つ目の赤い橋
渡月橋(悪縁を絶つ橋)


五大堂

伊達政宗が1604年に再建した
東北地方現存最古の桃山建築
海の上に浮かぶ五大堂
2つ目の赤い橋
透かし橋(縁結び橋)


3つ目の赤い橋がある福浦島の福浦橋(出会い橋)は、少し距離があり時間も無かったため行けなかった。福浦橋は全長252m。

良縁祈願をするなら、
渡月橋→福浦橋→透かし橋
の順番を守る事が大事だそう。


円通院の雅な庭園
伊達政宗の嫡孫光宗の菩提寺

秋には魅力がいっそう増すことだろう
雅な雰囲気漂う枯山水の石庭
杉林の中はコケの庭園になっている
三慧殿
本堂「大悲亭」
本堂前の心字の池
紅葉シーズンにはライトアップされ、水面に反射される「逆さ紅葉」が有名とのこと


瑞巌寺ずいがんじ
伊達家の菩提寺

本堂  パンフレットより
庫裡くり  パンフレットより

本堂内部の拝観では、細やかな筆致で色彩豊かに描かれた障壁画を見る事ができた。(撮影禁止)
大小161もの障壁画があるとのこと。
趣ある廊下を歩けば穏やかな気持ちになり、金碧の襖絵が並ぶ豪華絢爛な部屋の数々は、圧巻だった。


参道の外側を歩くと洞窟遺跡群があり、両手を合わせたくなるような場所だった。



ココロよろこぶ美味しいもの、ここにあり

陣中:  丸ごと牛タン塩(仔牛)
お茶の井ヶ田:  ずんだスイーツ
阿部蒲鉾店:   ひょうたん揚げ
ホットドッグ生地の中にかまぼこが入ってる
洗心庵:     穴子天丼
食後のデザート わらび餅


ホテルで食べた様々な海鮮の美味しさにも感動した。(食べる事に夢中で写真なし)



次は、せりしゃぶ鍋牡蠣の美味しい季節に訪れたい。


宮城の伝統と味、お持ち帰り


伝統工芸・仙台張子のだるま。群青色に縁取られた顔まわりの凛々しいだるまに一目惚れ。
今回買ったのは3寸。次は5寸を買おう。6寸まであった。だからあと2回行かなくちゃ。

できたての美味しい笹かまを食べながら、再びささかまさんを思い出した。まさか、オリーブオイルの中にどっぷり浸かっていたとは。

ノーマル笹かまアヒージョは白ワインと。
ゆず山椒笹かま和ヒージョは純米大吟醸と。
牛タンアヒージョはハイボールと。


美味しさ革命であった。
旅が終わっても美味しいものがあるって幸せ。





ボクはここにいる

ボク、全然平気〜


中部国際空港に併設するペットホテルに滞在したマティンロウ。
1日2回、ホテル内ドッグランで遊んでもらえる。
写真、動画をLINEしてもらえるのだが、まぁ楽しそうな顔で安心した。(上の写真)
お預け中のマティンロウ日記をいただけたのだが、元気でお利口だったと書いてあった。
しかし、慣れない環境で疲れただろう。

マティンロウごめんね、ありがとう。



旅行から帰省して目覚めた翌朝、旅行前には鳴いていなかった蝉が鳴いていた。
楽しかった夏休みが早くも終わってしまい、あとはひたすら働くだけの夏の始まり。

旅の余韻にひたると、胸がギュッと締め付けられる瞬間がある。
3.11津波到達地点と立ついくつかの看板の光景。


そこはあの時の被災した土地。
あの日を語り継いでいく人、触れないで欲しい人、様々な思いがあると思う。

円通院のガイドをしてくれた住職さんは、あの日の体験を話してくれた。
映像でしか知らない息子たちは、どう思っただろう。
最後に住職さんは、


松島はほぼ復興しました。皆さんから多くの義援金、ありがとうございました」


とおっしゃったが、私には

「乗り越えました」

と聞こえた。


今回見てきた全ての場所は、とても美しい景色で感動した。



旅の準備から始まり、楽しい旅の思い出ができ、そしてそれだけでは終わらない、私の中で明確になった強い願いがこの旅でできた。

誰もにとってのいつもの場所が、いつまでもそこにあり続けますように。


以上、旅noteでした。
長いスクロールありがとうございました。




noteでの出会いに感謝します
                ☺︎マティ☺︎

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