真槻梓

ものをかきます Twitterが元気なのでTwitterをフォローするといいよ。

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最近の記事

古典や外国文学を翻訳する時、慣用句やことわざを日本仕様にする行為が度々行われる。仮に映像として翻訳する時、古典的な/外国的な美人を、日本的美人に置き換えても、それは翻訳に入るのではないか。しかし、それを突き詰めれば原作はあってないようなものになる。特に古典で顕著な気がする。

    • しんどいのでタロットを引いた人

      天満橋付近をうろうろと歩く機会があった。 天神橋筋六丁目から、商店街をびゅーてぃふぉぅで貫いて、辿りつくは天満橋。 フジハラビルや、天神様がよかった。 プライドセンターもあるらしい。行こう。 その散策の途中に、タロットバーなるものがあった。 店頭に貼ってあったのは求人。 「経験者、未経験者、問わず募集」とな。 連絡してみたが、現在は経験者のみらしい。 ほな、経験者になるしかないかあ。 というわけで知り合いに連絡を取る。 「タロットのデッキ、余っているから貸してあげる」 「

      • 引き落とし損ねて、電気とガスの請求書がうちに届いた。先月も先々月も1000円程度の請求で、これはなにか手落ちがあるなと見ていたが、今月も1009円である。どういう生活だ、こりゃ。制限なんてしていない。 最近会った無政府主義者は家を持っていなかった。あの人よりは、まあ……

        • 20240812雑記

          夢が混じっている、と気付いたので記録しておく。 「君は能力で障害をどうにかしている感じなんだね」と言われたこと、この話題を、最近現実で振っていないはずだ、多分。 虫除けスプレーをもらう予定なのは現実か、ただムカデが布団を這っていたのは現実じゃないかもしれない。これはどっちでもいいけれど。 目ヤニをぽろぽろとこぼし続けていたのは、多分夢だ。夢の力学がなせるものだし、第一そんなに目ヤニは出ない。 吐いたらそれが穴だったのは夢か。 目ヤニが取れた。寝起きだから。 帽子の裏側に小

        古典や外国文学を翻訳する時、慣用句やことわざを日本仕様にする行為が度々行われる。仮に映像として翻訳する時、古典的な/外国的な美人を、日本的美人に置き換えても、それは翻訳に入るのではないか。しかし、それを突き詰めれば原作はあってないようなものになる。特に古典で顕著な気がする。

        • しんどいのでタロットを引いた人

        • 引き落とし損ねて、電気とガスの請求書がうちに届いた。先月も先々月も1000円程度の請求で、これはなにか手落ちがあるなと見ていたが、今月も1009円である。どういう生活だ、こりゃ。制限なんてしていない。 最近会った無政府主義者は家を持っていなかった。あの人よりは、まあ……

        • 20240812雑記

          20240809日記

          1930、起きた。 ということは19時半まで寝ていたということだ。 とは言え昨日は日付が変わったあたりで寝て、 今日は12時あたりに起きたはずである。 記憶が正しければ。 起きた時に、「今日は無理だな」と思ったことを覚えている。 無理と認めるのは難しく、のたうちまわってみたものの、やはり就寝。 19時半というわけだ。 昨日から、エンジンのかからない生活になっている気がする。 一昨日の夜、ずっとシャワーで済ませていたのを風呂に入った。 その後就寝、昨日の朝、体が動かない。

          20240809日記

          Connectionと呼ばれるらしきものども

          つまりは人との交流である。 先日Instagramで以下のような投稿を見た。 なんだっけ、英語だから自信ないわ。 なんかこんなんだった気がする。 要約すると、「疲れた体にはSNSじゃなくて人間関係とかいい音楽とか休憩じゃね。」みたいな感じになるのかな。 これが丸文字で書かれていて、その通りだなあと思った次第。 しかし今日は起きてから延々と携帯をいじっていた。 な〜ぜ〜…… 話は昨日の生活に遡る(と思う)。 昨日付けで新しいバイトを始めた。 面接して終了と思いきや、そのま

          Connectionと呼ばれるらしきものども

          あれもこれも欲しい はたらこ(1024文字)

          働きたくはないけれど、欲しいものが多い。 数ヶ月前にえいやとSpotifyを解約してからというもの、CDが欲しくてほしくて仕方がない。 月500円程度をあれにつっこんで、それにAmazon Primeに250円あたりを納金していたから、月に750円くらいCDに使ってもいいんじゃないかって思っているけどさ、少ない。 インターネットをうろついて、ふと目に止まった、踊ってばかりの国『世界が見たい』を買ってしまった。そうして流したのだ。 CDを噛ませて音を吐かせる。アルバムタ

          あれもこれも欲しい はたらこ(1024文字)

          SFってなんだ

          ジョージ・オーウェル『1984』 村上龍『希望の国のエクソダス』 チョン・セラン『声をあげます』 これらはSFらしい。 サイエンスでフィクションらしい。 確かにフィクションなのは認めなければいけないし、仮に実話でも、フィクションの顔をして魅力が出る作品なのだからフィクションでいいと思う。 ただ、サイエンス。 サイエンス? サイエンスってなんなんだろう。 逆にサイエンスじゃないものがあるんだろうか。 僕は科学に関してほとんど無知だけど、科学って貪欲なアメーバみたいに、全てを

          SFってなんだ

          ねむい

          ねむい やらねばなるまい なにを 掃除を 洗濯を 整理を 炊事を 生きるにまつわることを 何もしないで生きていけたら幸せだろうか 「既存の社会は気に入らないけど利用できるところは利用する」 「人間全てに固有の価値があり、それが生きる意味である」 「私の表現を理解できないバカに理解してもらう必要なんてない」 「働きたい人が働くのだから、別に自分である必要はない」 「表現者なのだから、綺麗なことと同じように汚いことをするべき」 僕は変な人間らしい 認めないことも、認めること

          20240724日記 時計は心に隠されて

          今日は8時に起きた。昨日何時に起きたかは覚えていない。 すぐに立ち上がり、初老の親爺のようにトイレを済ませ、朝日に焦がされ新聞を読んだ。まだ23歳の若いのがケータイで日経電子版を読んでいても様にならないか。10時まで帰省にかかる手配をして、それから小説を読み始めた。 夏木志朋の「ヘルシー」がとても面白かった。これは備忘録だ。 と、気付けば15時。今日の用事を思い出す。そうだ、振込。郵便局に行かなければいけない。それに、今日は覗いてみたいバーに寄る予定だった。なればメイク

          20240724日記 時計は心に隠されて

          暇さえあればだらだらできてしまう性質を認められるようになったのは昨日からで、僕は今日、6時間もだらだらとした。全力でだらだらした結果ものすごい罪悪感が出てきたので、まだ僕は学校教育から抜け出せていないのだな、と知った。

          暇さえあればだらだらできてしまう性質を認められるようになったのは昨日からで、僕は今日、6時間もだらだらとした。全力でだらだらした結果ものすごい罪悪感が出てきたので、まだ僕は学校教育から抜け出せていないのだな、と知った。

          洗濯機なき生活とスーツケース 性別はどこにあるのか。

          心安らぐバーがある。世界史で習ったようなコーヒーショップってこんな感じだったのかな、と思うような。 そこでは多様な人がその人なりの生活をしている(ように見える)。 例えば、物書きをする人。締め切りを破っている最中らしい。 例えば、写真を撮る人。人間性を映すカメラのせいで、洗練された宣材写真は難しいそうだ。 例えば、服を作る人。お金を受け取ってくれないとの話題がある。 例えば、海外に買い付けに行っていた人。僕の長年の悩みを解決してくれた。 なんだか生き生きしていて、そこに

          洗濯機なき生活とスーツケース 性別はどこにあるのか。

          WiFiなき生活とモスバーガー お年玉は紙幣がいいよね、例えばそんな話。

          7月3日。新紙幣が刷られたらしい。 蒐集癖がある僕としては、さっさと手に入れてしまいたいものであるが、もう少し時間がかかるだろう。 でもまあ、あんまり関係ないかな、とする世間様は多いんじゃないかな。 銀行残高をスマホで確認し、タッチ決済をする。おつりも出ないし、割り勘も簡単。紙幣が要らない時代もそこまで来ているのだろう。 でもね、WiFiがない人間には、ちょっと厳しいものがあるってこと、知ってほしい。 最近メルカリで赤い公園のCDを検索していた。まじで、ない。あっても結構

          WiFiなき生活とモスバーガー お年玉は紙幣がいいよね、例えばそんな話。

          純文学ってなんですか、他の文章となにが違うんですか、なにもわからない、自分が書いている文章は純文学なのか大衆文学なのか、駄文学だとしたら凹むくらいの認識しか持てていない

          純文学ってなんですか、他の文章となにが違うんですか、なにもわからない、自分が書いている文章は純文学なのか大衆文学なのか、駄文学だとしたら凹むくらいの認識しか持てていない

          洗濯機なき生活とスーツケース/性「別」という排除ベンチで眠れるように

          夜行バスは光の羅列を圧縮する、つまり相対性理論で、一般相対性理論で、高速道路の光より早く移動する僕は、明日、東京に着く。 スーツケースには着物が入っている、ヒールブーツが入っている、下着が、紅茶が、入っている。 やがて一つの村に到着する。 ここ最近始まった生活は、ウィズコロナ・ウィズアウト洗濯機で、洗面台で洗剤がせーので洗の字に押しつぶされる。 殺菌と抗菌と柔軟をして、夏のスイカよろしく水にさらされて、みりん干しの隣で陽に当たる。 みりん干しが食べたい。日本酒と鮒ずしでよろ

          洗濯機なき生活とスーツケース/性「別」という排除ベンチで眠れるように

          冷蔵庫なき生活と炊飯器 3日目(昼夜206円)

          30分の道を歩いて辿り着いた図書館は、閉まっていた。 それもそのはず、今日は月に一度の休館日だそうで、このことを知らなかった僕が悪い。 うなだれながら行き道の暑さをごまかしていると、背後に車が乗り付けた。 「あら」「なんで閉まってるのよ」 マダム、僕も同じ気持ちなんですよ、僕に言わないでください。 そんな結末もつゆ知らず、7時50分に目覚めた僕は、たっぷり10分のごろごろをして、それから立ち上がった。 10分の猶予はなぜあったか。お米が炊ける時間だからである。 炊けたお米を

          冷蔵庫なき生活と炊飯器 3日目(昼夜206円)