「内なる神」について


あなたの中の最良のものを


人は不合理、非論理、利己的です
気にすることなく、人を愛しなさい
あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう
気にすることなく、善を行いなさい
目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう
気にすることなく、やり遂げなさい
善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう
気にすることなく、し続けなさい
あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう
気にすることなく、正直で誠実であり続けなさい
あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう
気にすることなく、作り続けなさい
助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう
気にすることなく、助け続けなさい
あなたの中の最良のものを、この世界に与えなさい
たとえそれが十分でなくても
気にすることなく、最良のものをこの世界に与え続けなさい
最後に振り返ると、あなたにもわかるはず
結局は、全てあなたと内なる神との間のことなのです。
あなたと他の人の間のことであったことは、一度もなかったのです。
マザー・テレサ

自分の中にいるのは・・・

現世で生きる私たちは皆、未熟です。つまり私たちは「未熟な神」と表現できます。
イエス以外、教祖様以外を神と認めない人々がスピリチュアリズムを受け入れられない理由はそこにあるのだと思います。
宗教を運営して拡大していくためには、神と信者を分ける必要があります。神から授けられる、それを有り難く受取る信者という構図がなければ、商売にはなりませんから。
しかし、スピリチュアリズムでは自分も未熟な神ですから、神から授けられることは可能です。何を授けられるかはさておき可能なのですね。
大切なのは、どれだけ未熟なのでしょうか?過去の自分と比べて、どれだけ成長した神として存在しているのでしょうか?
それを確認する必要はあると思います。

インナーチャイルド

心理学などに出てくる、自分の中にいる「孤独で、親に愛されない、孤立した子ども時代の自分」の存在が大きい人は、なかなか社会生活が難しい印象を持ちます。
自称「親から愛されない環境で育った人」で、なおかつ「あの人が許せない」と他者に対して攻撃になる人は、このインナーチャイルドを他者から守るために感情的に闘っているのではと、臨床して感じます。
攻撃的になっているから自分が苦しいのであって、つまり他者に攻撃的になるのではなく、大人の自分がインナーチャイルドを癒すことが大切なのに、なかなか困難が伴います。

では何をするか、まずは親を理解することでしょう。

親もひとりの人間であり完璧ではなく、自分同様に「未熟な神」であるということを理解することです。どうしても、子どもは完璧な親を求めてしまう。気持ちは分かります。

自分が大人になるまで生きているということは、少しでも親から愛されていた事実があるから。まったく愛されていないのであれば、虐待死、又はネグレクトによって死んでいるからです。記憶にない愛を感じたいのであれば、今生きている自分が証明になるはずです。

そして、子どもから見ているのは、親という役割を演じている人間としての一部だけであって、親も親から生まれ、子ども時代を過ごし、学校では生徒となり、誰かと結婚をして妻となり、子どもを産んで親となったわけです。
その視点を持って、親の苦しみや葛藤を理解すること、つまり利他愛の視点を持つことで、トラウマが癒されていくのです。

そしてスピリチュアリズムの視点では、自分が自分の成長のために、その親を選んで生まれて来たという事実を知ることです。
そこには深い理由があり、その理由を理解するにはスピリチュアリズムを深く学ばないと得られないでしょう。

いずれにせよ、インナーチャイルドを成長させて、自分を導いてくれる「健康的な大人」へ変化されるためには、カウンセリングなどで専門家の力を借りる必要性を感じます。

健康的な大人とは

尊敬できる人が親や学校の先生だったり身近な人であれば簡単ですが、なかなかそんな人はいないのではと感じます。
しかし、仕事先の先輩で「こんな社会人になりたい」みたいな憧れになる人に出会えば、働く場では自分を健康的に導いてくれる可能性があります。

江原氏を内在化する

スピリチュアリズムを学び続けるということは、江原氏の言霊を浴び続けることになります。真理に基づいた言葉もあれば、厳しい叱責もあります。
そして人生に転機を迎えたとき、躓いたとき、ふと考えるのです。「江原先生ならどうする?」
そして、答えを導き出すことができたなら、内在化していると言えるのではないでしょうか?
江原氏=スピリチュアリズムと認識して内在化すると考えていただければ幸いです。
つまり、自分の中にスピリチュアリズムを宿す=未熟な神からの脱却と言えるのだと思います。
それでも生きている限り、残念ながらまだ未熟なのです。
ですから、「少し脱却」と言うのが正確かもしれません。

もっと正確に言うと

未熟な神と言いつつも、私たちは霊的世界から来ているのですから、神我、利他愛、つまりスピリチュアリズムは既に宿っているのです。
それに、気がつくこと必要です。そのためのきっかけを江原氏は、テレビなどのマスコミや書籍、講座、講演会などを通して活動しているのです。

原因と結果からの反省と改善してる?

今年になって、インフラ老朽化における事故、飛行機事故も多数起きています。米不足、高騰も止まらない状況を鑑みて、何が原因か考える必要性があります。
「財務省解体デモ」ネットでは盛り上がっていますが、中居さんの件で反省したはずのテレビ界も、このデモをニュースで一切取り上げないのは、結局変わらないのですね、ってこと。


いいなと思ったら応援しよう!