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テストはどこから解いていく?

先日知人が集まった時に
学生時代のテストの話になった。


私はどんなテストでも
配られた時にざざっと全体をみて
解けるところからどんどん解いていく子供だった。


わからないところや
ちょっと考え込むところは
わかるところを全部埋め終えて
じっくりと取り組むという話をしたら


えーっ!と
驚かれた。


もちろん私の様に
わかるところから解いていく
っていう人もいたけど

圧倒的に最初から順番に解いていく
という人が多くて
私の方が驚いた。



え?それでわからなくて
そこで引っ掛かったら
飛ばすのか?と言ったら
飛ばさないという人がいて
もっと驚いた。


全部埋めていきたいという
欲求があるそうなのだが
それで全体の時間が足りなくなって、
後半の解ける問題も見逃してしまうのは
いささか理解がし難い・・・


と思っていたのだけど


どうも目指している先が違うらしい
ということが話していてわかった。


テストの点を取ること

答案用紙を綺麗に埋めること
(要するにところどころ空白なのが耐えられないらしい)


と全くみているゴールが違っていたのには驚いた。


確かに
テストの点を取るのではなく
答案用紙の美しさを求めるのであれば
私のやり方だと
美学に反するのだろう。


テストの点を取る、という
私側のゴールを設定していると
解ける問題はどんどん拾って
点を重ねていくので
虫食いがところどころあっても構わないのだ。


このゴールをお互いにすり合わせないまま
お互いの正義を振りかざしていたら
喧嘩になってしまうだろう。


まぁ、人間関係の揉め事は
大抵こういうすり合わせが不足していることから
起きることがほとんどなのだけど。


何を目指してる?
何を大事にしてる?
何のためにしてる?


この質問はもしかしたら
世界平和につながる第一歩なのかもしれない。


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