「超探偵事件簿レインコード」感想 ダンガンロンパファンは絶対やれ

「ダンガンロンパ」シリーズのスタッフが手がけた推理アクションゲームの新作「超探偵事件簿レインコード」をクリアしました。
プレイ時間◯時間くらい。語らいは未コンプです。

超ー面白かった!
章終わって区切りがいいのに続きが気になってやめられない止まらない。
ロンパシリーズならではの驚きと(良い意味で)裏切りの連発をくらいました。
終盤は「マジか!?」「やられた!」とリアルに叫んでいました。

今までダンガンロンパやってたら死んでほしくないキャラに限って死んじゃったことないですか?今回もそうです。覚悟の準備をして下さい。
今作も個性的でクセが強くて魅力的なキャラクターばかりなので、死んだときのダメージはでかい。
今作は探偵仲間との語らいによってキャラの深掘りがされていきます。推しの探偵とユーマが仲良くしているのを見るのはたまらんです。
ちなみに僕は断然ハララさん推しです。性別なんて関係ない。

好きなキャラが被害者になってしまうのか、ならないのか。それとも犯人なのか、違うのか。と、ドキドキしながらプレイするのも楽しい。
推理中も間違いなくこの人が犯人だと思っているのに1ミリくらい「いや違うかも…」みたいな疑念を抱かせるのも巧い。他の推理ゲームには出てこない感情だと思います。
ちなみに、推理ゲームとしての難易度はかなり易しいです。推理中の選択肢が減るスキルがありますが、殆ど必要なく、どうしても分からない時に装備するくらいでいいと思います。
状況説明や今までの推理のおさらいも会話の中で不自然なくしてくれるのでかなり親切丁寧に作られてる印象を受けました。

「推理アクションゲーム」のアクション部分ですが、推理デスマッチは操作が単純なので遊びやすかったです。選択肢も時間を止めて考えることができるので安心です。
でもトロッコアドベンチャーQTEは難しいです。反射神経と判断能力を同時に試されると30代男性はバグることが分かりました。

で、一番語りたいのにネタバレ配慮のため語るわけにいかない終盤のあの衝撃の事実ラッシュ。
言えることは
ゲームのお約束を逆手に取った見事な手法
すべてが、伏線
といったところです。ダンガンロンパファンほどやるべき理由もこの辺にあります。
ゲーム内で表現されているもの全てがプレイヤーへのヒントと挑戦になっています。ミステリ作品としても一級品です。

「超探偵事件簿レインコード」はプレイヤーへの挑戦に満ちた推理ゲームの新たな傑作です。ド肝を抜かされること間違いなしです。
推理ゲームが好きな人も、やったことがない人にもおすすめです。

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