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札幌11RタイランドC全頭診断(2024/9/1)

はじめに

こんにちは,期待値の悪魔です.

本日2024/9/1は2重賞が開催されているが,あえてここは札幌11RのタイランドCに着目していき,殴り書き全頭診断を行っていこうと思います.
理由としては,
1. 有力馬が揃っており,実力が拮抗しているため,オッズ妙味が生まれそう
2. 人気馬の取捨がしやすそう

という2つの理由で,重賞を避け,あえてこのレースを全頭診断していきます.
キーとなるレースは,札幌日経オープン
1000m通過1:00:9なのに対し,2000mは2:03:3で,中ゆるみのラップタイム
前にいたメンツ(ショウナンバシット,セファーラジエル)に向いた
といえる.
ショウナンバシット:2番手追走で展開は向いた.
ディナースタ:4角で手応え無くなり,大敗.
マカオンドール:中団から上りを使えず,6着.
プラチナトレジャー:後方から馬群を縫う形で上がっていき,5着.強い競馬をした.
サトノエルドール:後方からマクリの形で上がっていき,4着.強い競馬をした.

レース条件

トラックバイアス:乾き始めの稍重想定
差し, マクリ>先行>逃げ>後方,追い込み 想定
ペース:ミドル

  1. シルブロン
    評価:相手(3人気)
    昨年の札幌日経オープンは稍重で条件が近く,当馬は3角でマクリで6着.ブローザホーンが抜けた競馬をしているため,着差的には2着と変わらず,強い結果だった.
    ジョッキーも函館リーディングの武豊で,人気だがここは買っておきたい.

  2. ディナースタ
    評価:相手候補(7人気)
    オープン馬で,3勝クラスでキングズパレスに勝っており,実力は高い.
    前走札幌日経オープンは大敗しており,精神的な問題とのこと.
    戦績的に渋った馬場が得意で,今回の条件はマッチしている.
    1度の精神的大敗では見切れないが,今回はメンバーも揃っているため,切っても良い一頭

  3. マイネルファンロン(タフ馬場🔥)
    評価:消し
    G3馬だが,最後に馬券になったのは2022年で,衰えを隠せない.
    ここは相手も揃っているため,静観したい.

  4. ショウナンバシット(タフ馬場🔥)
    評価:相手候補

    オープン馬で,前走札幌日経オープンを勝利.
    今回は前回ほど楽にいかないことは確かだが,同型が少ないメンバー上,今回も展開が向く可能性が大きい.
    人気もしており,期待値はマイナスだが,無視することは難しい.期待値にシビアな買い方をするならば,切っても良い一頭

  5. ゴールデンスナップ(タフ馬場🔥)
    評価:本命候補(1人気)
    昨日の札幌はゴールドシップ産駒が多く入選しており,現在の一雨あったタフな馬場に血統がマッチしている.当馬も同様.
    3勝クラス馬であり,サスツルギと競り合っていることから,オープン入り実力はある.
    阪神大賞典の内容が優秀で,テーオーロイヤル,ブローザホーンといった超一流馬に交じっての5着は価値が高い.当馬は後方からマクリの形でポジションを押し上げており,着順以上に評価できるほか,札幌のコース形状にマッチしている.
    斤量も魅力的で,最軽量の53kgであり,馬券内確率はかなり高い.
    1人気だが,現状4.6倍ついていて,期待値は正だと判断した.

  6. プラチナトレジャー
    評価:相手筆頭(9人気)
    前走札幌日経オープンで強い競馬をした.
    長距離二戦目で,前走よりもパフォーマンスは上がるだろう.
    函館記念も前が止まらない中,なかなか良いパフォーマンスを見せた.
    ジョッキー継続で,斤量も軽くなる.ここは期待値が高いといえる.

  7. サトノエルドール
    評価:相手(12人気)
    前走札幌日経オープンで最も強い競馬をした.去年も札幌日経オープン,丹頂Sと札幌2600mを使っており,陣営はここを目標にしている可能性がある.
    昨年の札幌日経オープンは稍重で条件が近く,当馬は3角でマクリで6着.ブローザホーンが抜けた競馬をしているため,着差的には2着と変わらず,強い結果だった.
    近走は距離短縮で結果を出していないが,強い条件に戻るため,ここは押さえておきたい.
    特に,シルブロンが3人気でこちらが12人気なのであれば,期待値が高いといえる.

  8. ブレイヴロッカー
    評価:相手候補(5人気)
    脂ののった4歳馬で,同距離の大阪ーハンブルクCは乗り代わりの状態で後方から差しており,強い競馬をしたといえる.
    母系が欧州場で,湿ったタフな馬場は向いていると思われるが,高速馬場での実績が多いのが不安.
    ジョッキーも長距離に得意意識のある菱田Jで,無視は出来ない.

  9. イヤサカ(タフ馬場🔥)
    評価:消し
    唯一の2勝馬で,長期休養明け.
    流石に実力がここでは足りていない.

  10. セイウンプラチナ
    評価:消し
    オープン馬で,勝ち上がったドゥラメンテCはかなりスローペースな前決着レースで,にげたこの馬に展開が向いた.
    七夕賞も負けすぎで,精神面的な不安もあり.ここは静観.

  11. ハヤヤッコ(タフ馬場🔥)
    評価:消し
    重賞で活躍する実力馬.
    トップ斤量,乗り代わりと色々条件は悪い.
    今回も流れがそこまで早くなると思えず,展開は恐らく向かない.
    ここは勇気を持って消してしまおう

  12. マカオンドール(タフ馬場🔥)
    評価:相手候補
    オープン馬で,1年休養明けから4戦目.1戦目は度外視,2戦目はダートで度外視.3戦目の札幌日経オープンは上向いたが,物足りなさはある.
    ゴールドシップ産駒というだけで買いたくはなるが,実力は一枚足りていない感じはある.
    切っても良い一頭

  13. テンカハル(タフ馬場🔥)
    評価:相手(11人気)

    直近はダートを主戦としているが,芝で2勝したオープン馬.
    今回のタフな馬場は向いていて,長距離の芝で安定して掲示板に入る実績がある.特に札幌の丹頂Sはメンバーも揃っており,価値のある4着.
    11人気ならば,期待値高い一頭.

  14. エリカヴァレリア(タフ馬場🔥)
    評価:本命候補(4人気)
    上がり最速を出しまくる馬で,前走ハーツコンチェルトに競り勝っているのが評価できる.中山コースでは4角マクリの形で勝っているレースもあり,札幌コースも問題ない.
    大外枠だが,湾岸Sでは内に閉じ込められ,スムーズにさせなかったことを考えると,むしろ好材料と言える
    斤量も恵まれており,ここは実力を出し切れる.

ここまでの診断を踏まえ,本命は

14. エリカヴァレリア


とさせていただく.


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