「激昂するおばさん、逆行するじいさん」(2024年10月13日の日記)
・電車内にて、大声で文句を言い続けている女性がいた。他の乗客と揉めているというわけではなく、その場にいない誰か特定の1人への文句だった。
・関係ないとはいえ気分は良くないので、極力聞かないようにした。おそらく乗客みんなそうだったと思う。でも無理だった。だってその相手の輪郭がくっきりと頭に浮かぶくらい、文句が妙に細かったんだもの。されて嫌だったことだけでなく、相手のこういう人間性が気に食わない、というディティールが凄かった。〜歳にもなって〜で〜の体型のくせに……、みたいな外見の否定も多かった。
・文句を言われている嫌さより、個人情報を撒き散らされている嫌さが勝つんじゃないかな。知らん人の知らん情報を聞く時間、耐え難かった。特快に乗るんじゃなかった。次の駅まで長いよ。
・最寄駅に着いたら、政治家が大規模な演説をしていた。電車内で悪口演説を至近距離で聞いてきた反動で、理路整然と聞こえる政治家の話は至極最高だった。軽くととのっちゃった。
・またまた帰り道。路地を曲がると、老人がウォーキングをしていた。だが何かおかしい。
・体はこちらを向いているのに、こちらに向かってこないからだ。後ろ歩きだった。脳内の処理に時間がかかった。そういう健康法があるんだろうか。周りに人がいなかったもんだから、おじいさんと私の間でテネット始まっちゃったのかと思った。
・今日は随分と変な道のりを歩いちゃったなぁ。
【アーマードスーツを着た時に、AIと会話して展開したいものランキング】
1位 ビット(小型浮遊タイプ)
2位 スラスター(推進力と、火力の補助)
3位 アンカー(反動が強い系のビームを撃つ際)
番外編 ウイング(飛行形態を有する場合)