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10日弱の入院後、自宅に戻ってからも悪阻の症状は続いた。 こんなことを書くと医者に怒られそうだが、その時担当していた展示会案件をどうしても他の人に任せたくなくて、気合いで退院した自覚があるので、症状が改善していないのは当たり前だった。幸いにもフルリモート勤務ではあったが、オンライン会議の前後に吐いて、画面に映る間は笑顔を作り、視界と思考をぐるぐるさせながらどうにか毎日の業務をこなしていた。 せめて任された仕事だけはしたい。 そこに自分の価値を置くことで細いメンタルを繋げてい