個人事業主からの法人化 成功と失敗

法人化してそろそろ1年。
色々あったのを振り返ってみます。
後半はかなり個別具体的な生々しい話も含むので有料範囲とさせていただきます。


成功談

メガバンクの銀行口座がつくれた

株式会社の登記のタイミングでネット銀行(GMOあおぞら)は開設できていました。
が、先輩経営者から「メガバンク口座も持っておいた方が相手先からの信用材料になる」と聞いて作ることに。


しかし税理士から
「設立したばかりの資本金も実績も少ない法人がメガバンクの口座を開設するのは昨今かなり厳しくなっているので、開設できたら超ラッキーと思ってください」
と脅かされました。

が、結果的には
無事、三井住友銀行の法人口座を開設することができました。

口座開設までのプロセス

プロセスとしては、こんな感じ。
①ウェブ上で申し込み
②担当行員さんからのお電話
③メールで開設完了通知

実際の審査などの詳しいことは分からないので
あくまで個人的な推測ですが、
特に開設までのやり取りの中で以下の対応が有利に働いたのではないか、と思われる手応えポイントを挙げてみます。

個人事業主時代のつながりと実績を強調した

個人事業主時代にも三井住友銀行にお世話になっていたのは大きかったかもしれません。

  • 個人事業主として営業性個人口座と呼ばれる屋号つきの普通口座を保有していた(これはつくるの難しくなかった記憶)

  • 期間は2年ちょっと

  • 複数のクライアントからの入金履歴があり

  • ①オンライン手続きの自由記入欄でも「個人事業主時代にお世話になっていたので!法人化でも引き続き御行で!」という点を強調

  • ②ヒアリングでは「これまでもすでに随分お世話になってありがとうございました」「(当然)これからも引き続きどうぞよろしくお願いします」感を漂わせた

電話ヒアリングに誠実に対応した

②は①の情報をもとにした詳細の電話ヒアリングでした。平日日中に年配の男性から突然電話がかかってきました。(おそらくここで怪しいと思われるとアウト)

ここから先は

3,992字 / 1画像

¥ 500

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?