リハビリファームの造成が始まった。
2022/5月12日から、リハビリファームの造成が始まりました。
仕事で高岡入りが遅れる飯尾さんより、1日先に、「チーム・みんパタ」のスペシャリスト2人が、愛知から駆けつけてくれました。
5月14日がワークショップ開催の日。2日間プラス14日の午前中で、本当に 出来上がるのだろうか?
もう、みんなの力を信じるしかない。
3人顔合わせが終わったら、スタッフミーティング。
早速、リモートミーティングで飯尾さんと綿密に打ち合わせをします。
広い敷地の中に、レイズドベッド、ノーディグエリアの位置を決めていきます。
草の下の地面も結構凸凹。平ではありません。
鉄の杭を打とうとしても、地面が固くて杭が刺さりません。
レイズドベッドの場所をどうするか
「レイズトベット」は、2段のものと3段のものを設置します。車いすの人が横向きにして、作業を行える2段。そして、歩行器の人でも、寄りかかって作業が行え、また、杖をついて作業が行えるという3段。
作業をする人には、介添えする人が付きますが、介添えする人が横に立つ場合と、後ろに付く場合では間隔が大きく違ってきます。
何度も何度もシュミレーションを行います。
使うのは、車いすだけではありません。歩行器も杖も使いそうなものはすべて持ってきて、レイズドベッドの位置を決めていきます。
同時に行えるようにするために通路を広くしました。どんな使い方、どんな場合があり得るのか。だいたいの位置が決まりました。
穴あきゴムマットの効果を検証する。
次に問題になってくるのが、車いすが進まないということ。
当初予定していたウッドデッキは予算的にも厳しい。また、車輪が滑ることも懸念されました。コンパネを使う方法も考えていましたが、強度的に難しく、穴あきゴムマットを使うことになりました。
ゴムマットの間に、車いすの車輪が上手く通るのか?車いすが進むときに
撓まないように、どう敷いたらいいのか?検証を重ねました。
レイズドベッドづくりが始まる。
今、ウッドショックで木材が手に入りにくく、価格も高騰している中、飯尾さんから指示されていた資材を、早めに調達しておいたので、本当に間に合ってよかった〜。その資材からDIYでレイズドベットを作って行きます。
①まず板材を切ったら、実際に枠を組んでみます。
②地面が凸凹なので、平らになるように地ならしをしていきます。
③レイズドベッドの組み立てを開始。
地面の状態、傾斜の関係を見ながら、丁寧に作り上げていきます。
レイズドベッドが完成しました。
車いすのための穴あきマットを敷き詰める
車いすが二列通る動きを見こして動きに合わせてマットを敷いていきます。
歩道からの入り口、マットとマットのつなぎ目がずれやすい所です。
既製品のマットをどう並べたら隙間が出ないか、重なると引っかかるしと、パズルのピースをはめていきます。なかなか難しい
何回も大きさの違うマットを並べ直して、調整しました。
オーダーしているものではないので、ピッタリと合うというわけではありませんが、何とか隙間なく敷き詰められました。
これで車いすでも、安心して通れます。
レイズとベッドの周りにマットを敷いた頃には、すっかり日も落ちて、長い一日の作業が終わりました。
#紫蘭会
#メディカルファーム
#リハビリファーム
#ひかりプロジェクト
#地域とつながる
#地域連携
#未来の病院
#ワークショップ
#光ヶ丘病院
#リハビリテーション
#農と食
#日本デトックス
#メディカルコーディネート