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リハビリファームで使う土作りの現場を視察
「リハビリファーム」の予定地の土を掘って見てみたところ、造成地なので、土の深さは深くない。上の土をとって堆肥とあわせてもなかなか難しいと判断し、いろいろな高さのレイズドベットを作ることにしました。
そして、土は、北陸ポートサービス株式会社さんの土を使わせていただくことになりました。
レイズドベットの高さは高いもので腰くらい、その長さは4Mくらいのものになり、それをいくつか作る予定なので、土の管理は重要です。
今回は、その土づくり、堆肥作りの現場に視察に行ってきました。
県内の公園・街路樹の剪定枝・刈草や製材業から出る木材の廃樹皮、飲料・生薬かすなど産業活動から発生する副産物を有効活用して堆肥が作られています。
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「地元の産業活動から発生する副産物を土や堆肥として地元に還す」。地域の中で好循環が生まれ、それが地域の活性化につながるというビジョンのもと事業を行われているということがわかりました。
「リハビリファーム」は、安心で安全なものを使わないといけません。
いよいよ、堆肥作りの現場に向かいます。ヘルメットを被りと長靴を履き出発です。広大な敷地の中に、屋根の付いたストックヤードがあって、それぞれの場所の堆肥の臭いと色が変わっていく様子がよくわかりました。
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木材樹皮、伐採木、刈草が運ばれ、破砕されたものが運ばれて、積み上げられています。初めは、まだ木の香りがしていますね。
それを次の場所に移動して、これに、植物性残渣、鶏糞を混合し微生物と酵素の化学により熟成させていきます。酸っぱい臭いのゾーンへと向かっていきます。
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本発酵している場所は温度計を入れてみると、どんどん温度が上昇していきます。60度くらいになっていくそうです。「湯気」がどんどんと出て、砂風呂っぼい(笑)。悠子先生は、この堆肥の中に入りたい、堆肥風呂に入りたいと言っていますが、確かに湯気だけ見ると気持ちよさそうです。
最後の段階では、だんだん色も黒くなって、臭いもなくなり、さわってみるとサラサラになっていました。高級活性堆肥の出来上がりです。
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また、ペットボトルのお茶の使用済みのお茶の葉の再利用の様子も見学させていただきました。
こんなふうに、実際に堆肥が出来ていく段階を見させていただくのは勉強になりました。
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5月は連休明けから整備に取り掛かり、5月15日は夏野菜やハーブの定植を予定しています。
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