ビオトープにミニ水田を作ろう
ビオトープにミニ水田を作ることになりました。プラスチックで出来た
「トロ舟」というものを使用します。トロ舟とは、セメントを砂や砂利と
混ぜてコンクリートを作る時などに使われる容器です。
これをビオトープの中に沈めてその中に土を入れ、苗を植えていきます。
まさに、ミニ水田です。「自然を楽しむ畑の学校」に参加してくれた親子の皆さんは、裸足になって苗を植えていきました。
田植えのあとに、金魚といろんな色のメダカを放しました。
カエルの卵から孵化したばかりの赤ちゃんを発見しました。
赤ちゃんおたまじゃくし、小さな小さな命を手のひらに感じます。
お昼は、ヒロさんの特製スープをいただきます。贅沢なウインナー入りで大人気です。
お腹一杯、ご飯を食べた後は夏野菜の定植です。ノ―ディグエリアに、トマト、ナス、ピーマンなどの夏野菜とマリーゴールドを植えていきます。
支柱の立てて、麻ひもで夏野菜の苗を結んで固定しました。
リハビリファームには、いろんな種類の植物が植えられていますが、お互いに助け合う野菜と相性のいい植物を一緒に植えることで虫よけや生育促進、病気予防などの効果が得られます。その植物を「コンパニオンプランツ」と言います。ハーブの香りには、虫が嫌う成分が含まれており、ミントやゼラニウム、ラベンダー、バジル、タイム、ローズマリーなどに虫よけの効果があります。伸びてきたハーブを切り戻しをします。
ミントやゼラニウム、ローズマリーなどの切り戻しをします。切り戻しをして、伸びすぎた枝や茎を切り取って、株を短くし、形を整えます。枝や茎が伸びすぎると、風通しが悪くなって、害虫や病気にかって枯れる可能性が高くなるのです。
ヒロさんが、切り戻ししたハーブでミニブーケを作ってプレゼントしました。親子で香りを嗅ぐという微笑ましい場面。
また、ミントを恐る恐る口にしてみる。複雑な表情。
衝撃の味だったかも知れないけど・・。頑張りました。
次に、ジャガイモの芽かきにも挑戦していただきました。大きめの芽を2~3本程度残して、ほかの芽は根元からかき取ります。芽の数が多いと養分が分散し、イモが小さくなるのです。
まず抜き取る芽を決めたら、根元を持って引っ張ります。
プツッと音を立てて上手に抜けました。
収穫が楽しみです。