見出し画像

「センス・オブ・ワンダー」ー自然と触れ合い、感動する。

「センス・オブ・ワンダー」とは、「自然に触れて深く感動する力」という意味を持ちます。環境保護のパイオニアとして知られる「レイチェル・カーソン」の著書の名前としても知られています。

マリーゴールドにとまる蝶

リハビリファームで行う「自然を楽しむ畑の学校」は親子で楽しむことを大切にしています。
子どもたちを見ていると、驚きと発見と感動、冒険心に満ち溢れています。

カエルの卵の孵化をみる

子供の付き添いのように参加しているようで、実は大人たちも充分に刺激を受けています。初めて見るもの、美しいもの、自然の神秘や不思議を子供たちと一緒に体験することで童心に戻り、素直に感動出来ます。子供の教えられることもたくさんあります。

サツマイモの茎を切る

児童文学者の石井桃子さんも「子供たちよ、子供時代をしっかり楽しんで下さい。大人になってから、老人になってから、あなたを支えてくれるのは子供時代の『あなた』です」と言っています。

トンボを見せててくれた

子供たちは、リハビリファームに来るときには、みんな虫取り網と虫かご持参でやってきます。着いたとたんにビオトープに駆けて行き、早速トンボを捕まえたようです。「トンボ捕まえたよ」と見せに来てくれました。ワークショップに参加している虫を怖がっていた子がこんなに逞しくなっていると思うと微笑ましい。

支柱を立てるお手伝い

畑の作業も積極的に手伝ってくれます。どうも子供扱いされるのが嫌らしい。子供の想いを尊重することも私たちに学びを教えてくれています。

作業中に何かを見つけたらしい。

子供の時に、「発見して驚く」「発見できたことを喜ぶ」。子供時代の
「センス・オブ・ワンダー」の体験は、大人になったときに支えになってくれます。また、そんなことが経験できなかった大人は子供を通して追体験ができます。

水の中の生き物を見つめる

レイチェルの著書の中に、「知ることは、感じることの半分も重要ではない。自然を通して何かに出会い、それに対して強く感じるとき、その先に確固たる知識や知恵が生まれ、生き生きとした精神力が生まれる」記されています。

ビオトープの孵化したおたまじゃくしを見つめる

リハビリファームは、まさしく「センス・オブ・ワンダー」という感性を生み出す場所です。