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【恋愛のこと】経験値が足りないけど、別に上げたいとも思わない
カレーを食べに行こうとしたら、思わず動揺したので、子持ちの友人に「笑えるはなしあるんだけど」とLINEした。(記事にあげています)
同じ部活だった子だ。
LINEではとても文章にまとめきれないと思ったが、奇跡的に彼女の予定が空いており、次の日には会えることになった。
一連の出来事を話す。
恋愛対象として男性をカウントしていないことも、異性愛者ではないとわたしが、伝えたことも。(この感覚は以前から伝えていた。)
「その展開は予想できんかったわ」
と、一緒に笑い話に昇華してくれた。
同様に、私の恋愛偏差値が’’義務教育を修了できていない程度’’であることも教えてくれた。
「同じ部活の後輩先輩でも、10年前でしょ?自分はそう思ってないかもだけど、相手は絶対異性としてみるよ。
2人で会うってなったら、そのつもりだなって、相手はワンチャンあると思うもんだよ。わたしだったら、結婚してなくても二人きりで会わないもん。」
そうなのか。そういうもんなんだ。
大人ってそうなのか。
そんなこと何処でも習わなかった。
私の感覚が、アップデートされていなかったのだ。そもそも、相手を「恋愛対象、もしくは異性」としてカウントしていない。
だが相手はそう思っていない。
10年前から、時は動いていないと思っていた自分も恥ずかしい。
友人とわたしの経験値の差や、大人としてのふるまいの違いをまざまざと突き付けられたようで、自分がいたたまれない気持ちになる。
いい大人として何かが欠損しているのではと思う。
同時に友人は言う。
「でも、別に異性と恋愛したいとも、必要だとも思っていないんでしょ?
それなら特に何をしなくてもいいじゃん。
次何かあったら対策を一緒に考えればいいだけで」
そうだ。
わたしは、先日の不快感を味わいたくないだけだ。
確かに私は恋愛の経験値はないけれども。
特に今恋愛をしたいとも思っていない。
経験値を上げて恋愛をしたいわけでもない。
相手が自分のことをどう思っているかなんて、考えたこともなかったな。
それはきっと、異性と仲良くなったその先を、自分が想像しようともしていない証拠でもあるのだろう。
わたしには、他に勉強したいことや優先したいことがあるのだ。
楽しいことも、好きなものもある。
恋愛の高校には進学しない。それで、いい。
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