2024年に読んで面白かった本57選
政策、社会保障制度、政界再編など、政治関係が非常に多いですが、今年読んで面白かった本をリストアップしました。ビジネス書は人事関係ぐらいで、全くと良いほど読まなくなってしまいました。
研究テーマを絞るために、政治に能動的に関わりたいと思って広範囲に読んだ1年。
子供を強くしようとみなさんするのですが、子供が弱くて自分がいなくても支えてくれる社会が良いなと最近は思うようになりました。
来年はジャーナルに論文寄稿するのが目標です。アウトプットを頑張っていきたいです。
仕事
生成AIをだいぶ使った1年だったが、ホワイトカラーはほとんどいらないと思うた。
社会保障の体系的な理解
憲法レベルから社会保障を理解する必要があると気付かさせてくれたものたち。
社会保障改革
官僚や審議会員の委員として実際に法案を作っていた方々の回顧録や退官後の書籍。
年金
年金は数理の世界が故に理解されるのが難しく、何度も政争で消費されてかわいそうである。
権丈善一
今の社会保障のあり方に大きな影響を与えている研究者の本は一通り読んでみようと。※合計10冊ぐらいあります
江戸、東京、鉄道、郊外
街の理解のために。
都市
交通政策×ヘルスケアでの研究ができないか手にとって見たもの。
福祉国家_応用編
福祉国家を切り口として産業政策について理解しようと。
保守とリベラル
日本で求められるべき、与野党と保守・リベラルの関係がだいぶ見えてきた。護憲と多様性をベースにしたリベラルはいいと思う。立憲民主党は悪くないぞ。
政界再編
この10年ぐらいでどういった政界再編の可能性があるか、またそもそも望ましい政界再編があるとするならそれは何か?の結論を得るために取った本たち。自民党(守旧派保守)、国民民主党or日本維新の会(改革派保守)、立憲民主党(リベラル)がうまく競い合って、良い政策ができるとあまり極端な主張をする政党を抑えて、社会は相対的に安定するはず。
経済政策と財政再建
インフレになったことで経済政策も新たな局面に。
緊縮派VS積極派の理解をするために。一致点も多い。
政党政治
今の民主主義政治=政党政治。最新研究や海外事例を抑えるために。
税金
衆議院選挙では税金が大きな焦点に。ほぼ政局で使われて終わってしまって残念だった。もう少し減税か否かではなく、政策論争に発展してほしかった。来年の予算に期待。
人生
「生きることに意味はあるのか?」 この問いを分析哲学的に研究する知られざる21世紀英語圏の新しい哲学的ムーブメントを紹介。
経営者のキャリアって何かあるのかなとふと思い手に取った本とか。
ヘルスケア
医療社会学
この領域に従事するものとして、頭にはいれておくべきと思い手に取ったもの。
当事者研究
あまり深められなかったけれど、ドンピシャなテーマだった。
社会モデル
言葉すらも知らなかった。法律に入っていることの意味は重い。
政策、行政
法律の全体像を掴むために取った本
人事
難しい。
インターナルブランディング
かれこれ、サービス業に4年携わり、もう少し理論・実務で自分のフレームワークを確立したいとインプットした書籍
近現代史
東アジアにおける近代化、公共圏は大きなテーマ。蒼穹の昴は12年ぶりに通読。中国清朝末期の改革派官僚の物語。今読むと、これくらいの官僚がいるならこういう組織構造だろうか、自分ならどの制度から変えようかなとか、反対派をどういう風に封じ込めるかなどを考えながら読むあたりに12年の自分の成長??を感じた。