Alibaba,Antの投資先(2019年1月~3月)25社
Alibaba,Antの投資先を眺めましょうのコーナーです。
Alibabaの出資傾向分析
Alibabaの投資先を見るのは久しぶりなので、まずはAlibabaの投資傾向がどうなっているかから。
Alibabaの投資ですが、どんどんレイターに移行しています。下の図はシリーズA、B、C、Dそれぞれの年間別投資件数と投資金額ですが、投資件数が最も多いラウンドはどんどん後ろに多くなっています。
Alibaba投資先(こてこてのインターネットサービス)
シリーズA、Bでの投資は4件です。純粋な国内消費者向けのインターネットがメインのサービスは「匠多多」のみです。「Vidooly」はインドの企業ですし、「Sandbox」は次の投資テーマという感じ。「优点科技」はAlibabaのみで約100億円を投じており、ほぼ戦略投資に近い調達でしょう。
そうなると、こてこてのインターネットサービスへの投資は1社のみです。モバイル×アプリでの新しいサービスは中国でもほとんど出尽くしたという感じでしょうか。
匠多多:ホテルや家庭向けに証明の取り付けと修理サービスを展開している。
Vidooly:企業マーケティング担当者や広告代理店向けに、動画コンテンツの分析ツールを提供。メディアによるより市場で影響力のあるパートナーが欲しかったとのこと。
Sandbox:VR 香港の施設型VR運営企業
优点科技:スマートロックなど家庭向けのスマート・ハードウェアを開発・販売している
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