一月の星々、ふりかえり|140字小説
140字小説コンテスト「月々の星々」
一月のお題は「定」でした。
2024.01
今更ですが、2023年の月々の星々に投稿した作品をまとめようかと思います…。備忘録的に。TwitterがXになり、なんだか足場が不安定になってきましたしね。
年明け早々、家族で寝込んでいた時の文。どうにか症状も治まって、健康ってありがたいな……と当たり前の幸福を噛み締めていました。
思えば、衣食住に困ることなく、家にこもって養生に専念できるのも小さな奇跡でありました。
路地裏の画廊みたいな立ち位置でものを書いていたい。好きなものを並べて、商いにこだわらず、たまたま立ち寄った人がふらっと眺めて、きれいだったなって思ってほしい。そんでときどき思い出して、あれ良かったよなって、気持ちが少しうるおってくれたら嬉しい。
これ私的には傑作。お気に入り。最後の一文を思いついたとき天才じゃなかろかと思った。好き。
でもお気に入りが受賞するかというと別にそんなことはなくて、だから好きなものを好きに書いて好きだと言えばいいと思う。
雰囲気だけで書いたものですなぁ。でも私はこういうふんわりSFが好きなんだなぁ。
職場の近くの自販機が喋るやつだったんですよ。『今日も元気に、行ってらっしゃい!』とか言ってくれるの。機械なのにね、でもなんか嬉しくなるんですよね。
2023年は、ひたすらしずかに、ささやかに生きる年でした。そういうこともある。
以上、ふりかえりでした。
皆さまの素晴らしき星々作品はこちらから!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?