いろんな事を感じて考えて成長していくのかな

先日うちの長男が放課後に友達と遊びに行って帰って来た時に、具合が悪いと言って来ました。

幸い少し頭痛がする程度でちょっと横になって休んでいたら痛みもなくなり.すっかり元気になりました。

長男に遊んでる時に具合が悪くなっちゃったの?と訪ねると.学校の4時間目の授業中に頭が痛くなって保健室に行った。食欲もあまりなくて給食もあまり食べられなかった。と答えました。

つまり遊んでいる時にではなく.元々具合が悪い中遊びに行ったというのです。

具合が悪いのを我慢してでも遊びたかったのかと思ったのですが、長男から話を聞くにどうやらそういうことでもなさそうでした。

そこで色々と質問をしてみたところ.どうやら友達からの遊びの誘いを断れないらしいことが分かりました。

なぜ誘いを断れないのか理由を一緒に考えてみたところ.友達からの誘いを断ってしまったら今後二度と誘ってもらえないかも知れないと不安である.ということが分かりました。

僕はその長男の発言にいろんな事を思いました。

まず遊びの誘いを断ったからといって二度と誘ってくれなくなるような人は本当に友達なのだろうか?と言う事。

それから授業中に先生に断って保健室に行っていることから.周りの友達は具合が悪い事を知っていた訳ですが、その上で遊びに誘ってきたのかな?という事。

しかしこれらは“誘いを断ったら二度と誘ってくれなくなるかも知れないような友達”と言う長男の主観フィルターを一つ通して僕が長男の友達に感じていることでしかないなと思いました。

誘いを断っても二度と誘われないなんて事は実際には起こらないかも知れないし.そっちの可能性の方がはるかに高いはずです。

具合が悪い事にしたって長男本人が大丈夫だと言ったから遊びに誘われたのかも知れません。

長男の言い方的には.友達のいいなりになっている可哀想な自分みたいなニュアンスを感じたのですが、そもそも一回でも誘いを断ったら二度と誘ってくれなくなるような奴らだと思って接しているということなんだなと思いました。

つまり長男は自分の友達を信用していないということになります。

そもそもそんな風に考えている時点で長男からしたら友達だと思っていないようにも取れます。

しかしそれに関してはハッキリと友達だと言っていました。

なのでそもそも自分の友達を信じてあげられていないんだと言うことが分かりました。

相手が勝手に友達だと思っているだけで.自分は友達だと思っていないのならそれで構わないのですが、自分でアイツらは友達だと言っておきながら全く信用していないと言うのはとても相手に失礼な事だと思います。

長男にもそんな風に伝えてはみましたが理解したかは分かりません。

また理解した上で俺はそうは思わないと感じたかも知れません。

今後友達とどう接していくのか、はたまた何も変わらず今まで通りにやっていくのか、それは本人次第だしこれ以上は僕が言う事ではないと思います。

自分が納得のいくようにやるのがいいと思うし.僕はたまに口を挟んではみるものの基本的には見守っていくつもりです。

こんな風にいろんな事を経験したり感じたりして成長していくんだろうなあと思いました。


以上でーす。

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