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パラレルキャリアと最近の準備

こんにちは!またも前回の投稿から時間が経ってごめんなさい。。。
最近の僕は引き続きプロラグビー選手という職業を軸に、様々な行動をしています。まずSNSに費やす、費やされている時間を減らしました。Instagramとxを辞めて、できる限りnoteの方に注力してアウトプットしていきたいと思います。

本業のラグビーの方では2月中旬の試合で肋骨付近の前鋸筋を痛めてリハビリ中です。これまでのラグビー人生を通して数えきれないほどの怪我をしてきましたが、怪我という痛い経験をすることで、身体の構造や働きに詳しくなり、日々のリハビリやトレーニングにも活かせます。人体実験を通して得た知識や学びほど有用なものはない。「経験値=体験×教訓(学び)」です。体験や気づきのレベルでは経験値は得られない。現在36歳になりましたが、自分次第でまだまだパフォーマンスも上げられる。シーズン残り2ヶ月ですが、復帰して最後まで闘います!

Round6浦安D-rocks戦

前置きが長くなりましたが、先日のPDM養成講座で興味深い話がありました。
※PDMやPDPについての詳しい説明は3月末にHPが完成するようなので、そちらの紹介と併せてまた詳しく書きます。
講師の小沼健太郎さん、彼は東京サンゴリアス🏉や渋谷サンロッカーズ🏀などのチームのPDMとして活躍し、選手個人のメンタルトレーナーとしても活躍されています。小沼さんが現在のポジションについた背景の一つとして、競輪選手であった現役中からパラレルキャリアに取り組んできたことが大きな要因になっていると講座を通して理解できました。

現在僕は、プロラグビー選手という職業を軸に、自分なりに様々な活動をしています。ちょうど僕たちが20代くらいの時は、一つのことに集中してやれ。二兎追うものは一兎も得ず。他ごとをしているからラグビーのパフォーマンスが出ないのだ!と言われ続けた時代でした。(なんて無責任な言葉なんだろう)
その結果、キャリア終盤で、自分が置かれている状況がいわゆるヤバいことに気づき焦ります。世の中には沢山優しい人もいますが、基本的に人は助けてくれません。好きなことをやって来たんだからしょうがいないよね。アスリートのセカンドキャリアって大変だよね。そんなもんです。
稼業に帰る選手も何人かいますが、そんなに甘い世界でもないと思います。結局何を選ぼうが簡単な道はないので、改めて現役中から準備する必要性があります。

では何を本業以外に取り組むのか?30歳前くらいでしょうか?僕も自分なりに考えられることをとりあえず行動してきました。とにかくやってみる!行動が大事!みたいなYouTubeや書籍は多いですが、それだけでは簡単にはいきません。
大枠で見るとアスリートもビジネスパーソンも同じだと思うのですが、やはり契約形態や稼働年数、社会の価値観やバイアスなど、アスリートの方が難しいのかなとも思います。つまりそれだけ行動よりも考動。考えて動いて準備する力が必要になると考えます。この解像度を上げ、自身のWell-Beingを実現するためには、
「人生のゴール設定、仕事や資格の目標設定、自分の現在地を知る」
このワークが必要になってきます。これについてはまた別の機会で詳しく。

話が固くなってしまったのですが、、、
この4月に僕は大阪体育大学大学院スポーツ科学研究科博士後期課程に入学します。大学ではコーチングをスポーツ心理学の領域で研究します。心技体の心の部分に注力して研究を進め、自身がグッドコーチになるため、またグッドコーチの育成・輩出に寄与するためにスポーツ科学の博士号取得を目指します。昨年の9月に受験、合格し、4月入学までに出来ることを準備している状況です。

その一つがこれ!1252エキスパート検定の2級を受けました。
1252プロジェクトリーダーであり、全体監修者の伊藤華英さんの勧めや、チャプター7監修者の土屋先生の元にお世話になる御縁もあって受験しました。
女性アスリートのコンディショニングを学習することで、今まで無知だった生理や女子アスリート特有の怪我・メンタルについて理解が深まりました。現在は女子アスリートの指導に関わっているわけではありませんが、機会があるなら一度は指導してみたい。自分の世界をもっと広げて女性アスリートのWell-Being実現に寄与したいです。

1252エキスパート検定

以上、言うは易し、行うは難し。まず自分がパラレルキャリアに取り組み一つのモデルケースになりたいと考えています。
始まれば必ず終わりが来る。その終わり方次第で、今までの良い思い出や時間、自分の選択を否定したくはない。自分が選んだ人生を自分が生きられるように。

長文、読んでいただきありがとうございました!

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