Steal with Pride | No one ever made a decision because of a number. They need a story.
No one ever made a decision because of a number. They need a story.(誰も数字だけで決断を下すことはない。そこには物語が必要だ。)
ノーベル経済学を受賞したイスラエル・アメリカ合衆国の心理学者・行動経済学者であるダニエル・カーネマンの言葉。
モノの良し悪しの比較はデータの方が分かりやすいですが、実際に買う買わないの判断は、やはりストーリーに影響されるということ。
また、スタンフォード大学ビジネスクールで組織行動論を専門とするチップ・ヒース教授の実験によると、単なるデータに過ぎないプレゼンは 5% の学生しか記憶できず、データに裏付けられたストーリーとして語られたプレゼンは 63% の学生が記憶できたそうです。
プレゼンで、表やグラフをならべて、どんなに有益なデータを示したところで、聞き手が「頭で聞く」と、「単なる音」として右から左へ流れてしまいます。
一方で、共感や気づきを与えるストーリーで、聴き手が「心で聴く」と、そのストーリーを「自分ごと化」して、印象に深く残りやすくなります。
試しに「スチームトースター」について、それぞれのパターンで、セールスピッチして比べてみましょう!
データ中心の最新機能をアピールするプレゼンテーションスタイル;
共感や気づきを与えるストーリーテリングスタイル:
みなさんは、どちらのセールスピッチの方が印象に残って、スチームトースターを買いたくなりましたか?
データ好きな人?ストーリー好きな人?もちろん、好みは人それぞれで結構です。
FYI:併せて 「Steal with Pride」「毎回を神回にする」シリーズもどうぞ!
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