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1日目 ついに8ヶ月間勾留されていた留置場から旅立ち、神戸拘置所へ移送されることになった。これだけ長い期間いると、もはや自家のような感覚だ。長い間お世話になった担当さんたち、罪人たち、刑事さんたちとの挨拶を交わす。仲の良かった同い年の担当さんが昨日入籍したと嬉しそうに報告してきたので、こっちも幸せな気持ちで旅立てそうだ。送迎バスに乗って神戸地検に向かっていく。これで皆と会うのも最後と思うと少し泣きそう…。 色々思い出に浸っていると、次の警察署に着き、なんと検事取り調べ
出所まで686日(金曜日) ついに大刑から旅立つ日。本来であれば1ヶ月前には移送になってる予定だったが、コロナのせいで ここまで延びるとは…。にしても僕より先輩の班で、まだ移送待ちの人もたくさんいるみたいなので、僕は運がよかったかもしれない。朝食後 すぐにバス移送組が呼ばれたので、神拘から一緒だったバディと別れのあいさつを交わした。その後 我々電車組は、窓の方を向いて座って待機させられ(それも交談禁止で)、30分くらいしてからやっと出室。 行った先の部屋で シャバの服