蜜なenough

備忘録!

蜜なenough

備忘録!

最近の記事

選択肢があるという幸せ

何かをするか、しないかという選択は人生でよく迫られるものだ。その裏に、「できない」という運命が隠れていることに気付けているだろうか。 仕事の都合で、大なり小なりはあれど、他人の人生の選択を目の当たりにする場面が私には多い。 最近は、悲しいことに選択肢を与えたい場面でも与えられないということが続いていた。普段ならプランAならこんなメリットデメリットがあってうんぬん、プランBならうんぬん、、、さて、あなた方はどちらにされますか?という選択肢の提供を行い、選んだ選択肢がうまく遂行

    • なんでさあ、

      なんで、四字熟語じゃないといけなかったんだろう。 中学生の時、いわゆる部活ガチ勢だった。大体の学校が、試合の時に垂れ幕みたいなやつを体育館の客席から垂らしていたけれど、どうしてどこの学校も、「勇往邁進」だの「不撓不屈」だのを引っ提げていたんだろう。 25歳の私には理解の範疇を超えている。そもそも、検索しなきゃ意味もわからないような四字熟語って燃えるか?胸を張って私たちチームのスローガンに果たしてなるのか?なんなら、そのスローガンはその時代に私が鬼と恐れていたおぞましき顧問の

      • 電車に揺られて。

        本を読むのが1番捗るのは、電車の中だ。 がたんごとん、と身体が揺れる。 定期的にアナウンスが流れたり、人が忙しなく入れ替わったり、ときに満員でぎゅうぎゅう詰めになったりもする、それでも。 在来線でぼーっと宛先もなく電車に揺られ続ける旅をしてみたい。ずっと電車に乗っていたい。景色を見る間もなく前へ前へと走り続ける新快速はわたしには速すぎる。 ふと思えば、私の人生は電車に揺られている時間に近いのかもしれない。まあ、電車には終着があるのだけれど、私の場合はまだそこは未定だ。人間

        • 海月と海

          私は海月だ。 だから、理想の人はどんな人?と聞かれたら、ノールックで「海」と答える自信がある。 海はいいよね。 大きくて、壮大で。なんでも包み込む。 波や海の音には人を癒す不思議な力がある、時にひどく荒れるけれど。でも穏やかな波やとてつもなく澄んでいる海を見ればそんなことも全て忘れるほどの魅力がある。 何もかも包み込む海。それで海月は悠々と波に身を任せることができる。だからもう何もいらない。私は波に身を任せて泳ぐでもなくゆらゆらと揺られるそれだけ。

          人は誰しも

          周りに心を病んでしまった人や、仕事を休まざるを得ない状況になった人はいますか。 学校に通っているときは、そういなかった。ごく稀に保健室通いの子や、本当に少し辛くて病気になってという子もいたけれど、社会人になってからは本当に身近にそんな人に出会うようになった。 もともとメンタルが強い?弱い?そんなこと、果たして関係あるのだろうか。人間ってのは恒常性を保とうと必死に体の機構が働くから、周りの温度とか湿度とかやらを察知するセンサーがしっかり動く素晴らしい生き物だ。そう、身体的な面

          人は誰しも

          感謝の正拳突き

          ー記録 今月はありがとうという言葉を何度言っただろう。 ありがとうよりごめんねが言えることの方が大事だとか何とか世間がたまに言うんだけど、それでもやはりありがとうのパワーは偉大なのである。 そう感じた1ヶ月だった。 今月で四半世紀を生き延びた記念の誕生日を迎え、両親、高校時代の親友、会社の同僚、最近知り合った同い年の友達、飲み屋で会ったおっちゃん、、、もう数えきれないくらいの人におめでとうと言っていただいた。誕生日当日、好きだった人に予定をすっぽかされた身としてはこの上なく

          感謝の正拳突き

          猛烈に脈打つ鈍い感覚

          BPM86 全然正常値な私。 でも、ふっと意識を失う瞬間が多くて これはまあ、自覚としての 一瞬の記憶喪失の積み重ねではあるけれど、 実は断面的な死に日々直面しているのかも。 そんな思考がぷかぷか浮かぶ今日この日は、 人の死について考える。 昨日まで生きていた人が、命を落として、 鈍いパイプの音がする担架で車に乗る、 布で覆われたその身体は 今朝まで息をしていたし、 今朝まで脈を打っていた。 もっとこうできなかったんだろうかとか 自分に何ができたんだろうかとか いつまで

          猛烈に脈打つ鈍い感覚

          生きる理由なんて死にたくないだけで十分

          どこかで聞いたこの言葉、結構胸にぶっ刺さってる。 思っていたよりも人は、志を持ってない みんながみんなではないけど 割と多くの人がこうなんじゃないか、と考える。 完全主観の私調べだ。数少ない友達でとった統計だから、エビデンスなんぞない。 でも、人生それくらいでいんじゃない?精神の方が生きてくうえで凄く凄く大事なんだと思う。 24歳の、社会をまだまだ知らないガキが何を言うてんねんて思われるかもしれないけど、揺れる心と何もできないちっぽけな自分を目の当たりにして、絶望したとこ

          生きる理由なんて死にたくないだけで十分

          間違ってないほうが大事なものを失うことは、世界にままある。

          昔、とある恩師に 「あなたは共感性が高い。そういう人は、自然と人のあくびがうつるんだ。」と言われた。 今日までそれを褒め言葉だと思っていた。もちろん今でも少しはそう思ってる、だけど。 仕事で上司にまたそんなミスして…と注意された。何回繰り返すの、と詰められた私はアリンコの如く萎縮して、見事すいません製造機に変身した。 でもそれは私のミスではないのだ。 詰められた上司よりも上の、立場のある人のミスだった。自分のせいではないのに…なんて思う一瞬は本当に一瞬で、頭をよぎるまでも

          間違ってないほうが大事なものを失うことは、世界にままある。

          鷹の爪

          あんなに存在感があって 彩もあって ピリッと効いてて あんなに役目を果たしても 何故かシンクに残る、鷹の爪 自分と鷹の爪の共通点、みっけた どこがって、教えないけど 全部食べられないの、可哀想っておもう? じっと目が合う23じ。

          空が飛べる日も近い

          空を飛びたい。鳥になりたい。 誰もが一度はみるこの夢、意外と叶うんだってさ。気球に乗る、絶対に乗る、乗るぞ今年は… とまあ、なぜこんな決意をしてるかって? 巷で流行りの感染症で、1週間の引きこもり生活、こんなにも人に会わなくて外に出れないことがしんどいとは、予想してたが想像を超えてた。 私はつくづく引きこもりが向いてないなと、痛感したのも半分、だけど、新しく没頭するものに出会えた嬉しさもある。それは本だ。 私の好きなあの人も、本が好きだ。本は自分の知識となって、財産となるか

          空が飛べる日も近い

          おはよう世界

          事件だ。 体調が優れない。とにかく鼻水くしゃみが止まらないし、頭が痛い。薬局の薬の効果は乏しい。久しぶりに体調を崩してしまったようだ。花粉症とやらなのかな、流石に病院行きみたい… 原因は、察してる。お別れシーズンの3月、予定を入れすぎたし遊びすぎた。お酒もよく飲んだ、要するに無理をしすぎたみたい、身体はいつだって正直だねえ。お正月に初詣で健康祈願したはずなんだけどな、、、 おまけに生理2日目で、昼寝をしすぎて変な時間に起きてしまったよ〜こんな日もあるよね それでも、お

          おはよう世界

          日常に潜む美についての言及

          独りで電車に乗ったり散歩をしていたり、お気に入りのカフェでお茶をしている時、いつもより感覚が研ぎ澄まされて日常が鮮明に映し出される。 これはきっと、普段友達と喋ったり生き急いでいる時に見逃しているものたちだ。 独りは孤独だ、でも、楽しい。 そう気付いたのは24の冬、私にとっては衝撃的な事実であった。逆に24までこれを知らずに生きてきたのか、と。まあ、それまで常に隣にいてくれる友人や恋人がいたという嬉しさは否めないが。 思ったよりも、自分の感性は優れていた。いろんなもの

          日常に潜む美についての言及

          今年の抱負

          2022年、今年も年が明けました。 今年は抱負を残しておく。 ズバリ、今年の抱負は “余裕を持つこと” 時間にルーズ、自分に甘い、そんな人間を好くのは一部の物好きだ。社会人としては非常に大事なことなので、今更ながら目標にしたいと思う。とはいえプライベートでもこれは重要なことだ。心のどっしりとした人に稀に出会うが、なんというかあの奈良の大仏かのようにでっかく座った肝にはほれぼれする。私もそうでありたいではなくて、そうなるための努力をしようじゃないの、今年も。 サブ抱負は

          今年の抱負

          お葬式には涙とダンスを

          Sunny、くれなずめ、summer of 85、 作られた国も、雰囲気も違うこの3つの映画には共通点がある。なんだろうか。 それは、亡くなった仲間を惜しみながら、悲しくも美しく、そしてダサくも亡き仲間を想って踊るシーンがあるところだ。 実際のお葬式では、無礼だ〜なんて言われてできないのかもしれないし、実際にsummer of 85の彼は警察に連行されてしまっているけれど、でも、私はなんて幸せな死に方なんだと思ったよ。紛れもなく美しいシーン。大好きな人が泣きそうになりな

          お葬式には涙とダンスを

          職場の環境について

          これは本当に備忘録というか、決意というかなんとやらだ。 最近仕事でうまくいってないなという自覚はあったけれど、漠然としすぎててよく分からん…となっていた。それが今日明白に壁として私の目の前に立ちはだかったのだ。 同期や歳の近い先輩とはうまくコミュニケーションがとれるのに、歳の離れた上司になるとめっきりダメになる。話しかけなきゃ、言わなきゃと分かってるのに怖くて躊躇ってしまう。とって食われるわけでもないのにさ。変にビビリを発揮してた。それは、何かしら負い目を感じていたからな

          職場の環境について