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「すべてが用意されているゼロポイントフィールドにつながる生き方」を読んで。

心も体も傷だらけの壮絶人生だった著者が、感謝行をすることで人生が好転していきました。もともとはスピリチュアルな家庭環境で育ちますが、感覚的なことで説明するより、物理現象を理系的に考えることが大好きで、量子力学の観点から精神世界を伝えています。


量子力学的生き方とは?


私たちの意識はフォトン(光子)という素粒子でできています。

フォトンは粒であり、波でもあります。

波にはそれぞれ周波数(振動数)があります。


例えば、テレビやラジオの電波には○○ヘルツ(Hz)という周波数ごとに「フジテレビの世界」「NHKの世界」と、違う世界が展開されているのと同じような感じ。


私たちの意識も波なので、常に何らかの周波数を出していて、その周波数に応じた世界を生み出している。


例えば、「幸せだ」という周波数の波を出してると、その人は幸せな情報をたくさん拾うし、「ムカついている」と、ムカつく情報ばかり拾ってしまう。


自分がどういう周波数の波を出しているかによって、生きている世界が違ってくる。


「怒りヘルツ」「自己否定ヘルツ」「悲しみヘルツ」「幸せヘルツ」「喜びヘルツ」など、今ここにあらゆる周波数帯があり、その人の意識で、世界が違ってくるというのがパラレルワールド。


感想

著者の実体験やいろいろな人の人生体験が書かれていて、本当にいろいろな人生があると思いました。そしてそこから学べることがたくさんあります。


本書に書かれている感謝行などを日々実践することで、道が開けたり、嫌な出来事から卒業できるのではないかと思います。


「意識」と「現実」の関係がわかりやすく説明されています。


量子力学のことを知ったのはスピリチュアルの本を読むようになってからです。
物質を極限まで分割していくと素粒子になりますが、素粒子はひものような形をしている(超ひも理論)そうで、以前読んだ別の本にも、素粒子自体は「1本の紐が振動することで成り立っている」と、書かれていました。


「何でなんだろ?」と、思いますが、紐から連想する言葉は「結ぶ」「ほどく」「編む」「つなぐ」「タペストリー」といった言葉です。ミクロの世界とマクロの世界が連動している感じがします。


人や物を見た時の感覚、「なんか良さそう」とか「なんか嫌な感じ」とかは、その人や物が発する周波数を感じるからで、それが自分の発している周波数と合えばマッチしていると感じて、合わなければズレとして感じるんだと思いました。面白いですね。例えズレていても善い悪いではなく「違い」として理解することも大切。


日頃からどこに周波数を合わせているかが大事だと思いました。


メモ

  • フォトンは光を構成する素粒子ですが、なぜこれが重要なのかというと、私たちの「意識」や「感情」の正体は、このフォトンだからです。

  • 死や病気にかぎらず、どんな出来事にもメッセージは見つけられます。それができるかどうかは、「まわりのせいだ」と思うか、「全部自分の出している周波数の結果だ」と思うかで分かれるでしょう。

  • 「売らなきゃいけない」と思うとそのフォトンが飛ぶので、お客さんは「買わされる」と感じて、「うっとうしい、いらない」というエネルギーが返ってきてしまいます。

  • ミクロの層に心を込めると、仕事に、人に、生徒さんにエネルギーが回ることになります。心を込めたところに神が降りる。

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