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「私が見た未来 完全版」を読んで。

完全版(本書)の前の「私が見た未来」では、2011年3月に起こった東日本大震災を予言していた漫画として、震災後に一躍注目を集めました。今回再び完全版として改訂されたのは、新たな予言があったためです。その予言は、『本当の大災難は2025年7月にやってくる』というものです。本書はそれを知らせるために出版されたものです。

感想

もちろん気になるのは2025年7月に起こるという災難のことです。

たとえるなら、ドロドロのスープが煮えたったとき、ボコンとなるように、日本列島の南に位置する太平洋の水が盛り上がるーーーーーそんなビジョンが見えたのです。

突然、日本とフィリピンの中間あたりの海底がボコンと破裂(噴火)したのです。その結果、海面では大きな波が四方八方に広がって、太平洋周辺の国に大津波が押し寄せました。その津波の高さは、東日本大震災の3倍はあろうかというほどの巨大な波です。その波の衝撃で陸が押されて盛り上がって、香港から台湾、そしてフィリピンまでが地続きになるような感じに見えたのです。

私が見た未来 完全版 たつき諒

作者のたつき諒さんはこのようなビジョンを夢で見たそうです。夢は何度か見ていて、一番最近見たのは2021年7月5日。


元々夢で見たことが現実に起こったり、不思議な体験をしたり、霊感がある人と縁がある体質のようで、作品にもそれが反映されています。


2025年7月の予言は、もちろん起こらないことを願います。でも、もしまんがいちのことを考えて準備しておくのが大事です。


大震災を経験した私たちは準備することの大切さもわかっているはず。


2025年7月まではあと3年7ヶ月あるので、その間に準備して逃げる!大切なのは生きのびること


作者のたつきさんが夢を見た直後の速記にはこのようなことが書かれています。

1. 準備しておけば困らずにすむ。「準備と訓練」をおこたらずにすぐ避難できるように!

2. 高齢者や障害者、自身で動くのが困難な人は国や県、地自体などで車やバスを用意して、安全な場所へ避難できるように訓練しておく

3. 車椅子用の車やバスも 準備と訓練

4. 学校や避難所では食料と水が大事

5. デュアラー(二拠点生活)

6. 薄手のタオル、着替え(荷物は少なく→波はすぐ引くから)

7. 数日で家に戻れるから。でも汚くなっててすぐ生活できない(掃除道具も準備)

8. 家に戻ってからの食料や水も国や自治体で用意して

9. 町も人も以前より綺麗になる

私が見た未来 完全版 たつき諒


こうして書いていたら、現実味が増してきてよけいにこわくなってきましたが、

事前に準備しておいたことで多くの命が助かり、速やかに復興に向かって人々が生き生きと暮らしている、明るい未来像も同時に見えたのです。

私が見た未来 完全版 たつき諒


と、書かれています。こういう時は未来に希望を持つことが大事です。


本書には「太平洋側を襲う」と書かれていますが、日本の原子力施設は太平洋側に多いのが気がかりです。


パラレルが少しでも良い方向に向かうように願いつつ、今からできる対策をとって欲しいと思います。

メモ

  • 本当の奇跡とは、心が変わること

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